<沢登秀信 Live at 稲生座>
対バン:航&朋音
沢登秀信 |
2006.10.27.(金) 沢登秀信 Live at 稲生座
対バン:航&朋音
頭の中がぐしゃぐしゃだったので、週末すっきりしたいなと稲生座へ。
まず、対バンの「航&朋音」。
舞台音楽とか映画音楽に精通してそうな音楽であります。
場の雰囲気を楽しむような...
哀愁とかを感じさせる曲調。何かのテーマに沿って作ったような歌詞。
前に誰かが演じているのを感じながら聴くのかなぁ。
一時代前には「前衛的ジャズ」などと謳い文句で演奏していた人たちもいたような気がする。
私は正直苦手です。
苦手な理由。
まず、前に演じている人も居ない、スクリーンがあるわけでもない。
でもそれをイメージしながら演奏、歌を聴くように要求されている。
別に歌詞を聴かせようと演奏しているわけでもないし、私の幼稚な脳ではイメージなど膨らまない。
歌詞のわからないニューヨーカーにでも聴かせてください。
難解なことほど興味をもって喧々諤々やって頂けたらと思う。
やっぱり私には興味なし。
でも、ドラムの朋音さんのタイム感には興味をそそられました。
音の切れといい流れを活かすドラムというのでしょうか。
これはいいなぁ。
ということで、お目当ての沢登秀信氏の登場。
この日は稲生座では珍しくカバー曲「HOMEWARD BOUND」を披露。
そしてオリジナル「野焼き」を披露。この日は軽快な調べでした。
その後、「おじさん」。
この曲を聴くと無口だった死んだ親父の笑顔を思い出すんだよね。
ここで、「甲州市Rock紀行」を披露。
市町村合併により甲州市のイメージソングとして作って、只今、甲州市では流れているそうな。
方言もあり、山梨で育った人には里の懐かしさを頭にふっと過るような歌となっていました。
秀さん、流石であります。
そして、懐かしいナンバー「旅の終わりに」を披露。
ここから、小野さんがジャンベで参加。
「犬」、「心意気」を披露。
小野さんのサポートもあり、ギターのリズムはいつもより軽やかに弾いておりました。
最近、小野さんとの息もあってきたなぁ。
そして、お店のエミさんを交えて「天使が落ちたXXXの街」、「植木屋の憂鬱」を演奏。
いつもエミさんのピアノには心惹かれてしまうね。
曲の色がすっと稲生座の味わいになる。
ここでしか聴けないからなぁ。
アンコールはマスターのお気に入り、「やまなしへ帰れし」でこの日のライブは終了。
この日は珍しく、終電間際まで「ああだこうだ」と秀さんとお客さんを巻き込んで話し込んでしまった。
たまにはいいよね。
【告知】
甲州市のイメージソング、「にっこり甲州市」と「甲州市Rock紀行」に興味を持った方、甲州市のHPへアクセスしてみてください。
記事はこちら。
沢登秀信氏のHPはこちら ⇒
稲生座の公式HPはこちら ⇒
「音蔵」の稲生座の紹介ページはこちら ⇒
「音蔵」の 沢登秀信氏の紹介ページはこちら ⇒
航&朋音
沢登秀信(G, Vo)
小野秀夫(Perc)、エミ(P)
音楽&LIVEHOUSE情報ページ「音蔵(negura)」ホ−ムペ−ジに掲載されている
記事、写真等の無断転載を堅く禁じます。