<鬼頭つぐる、ホワイト&ぶるー Live at 如何屋>

ゲスト:藤本エイジ(フロミズワンダーズ)

鬼頭つぐる(Vo,G)

ホワイト&ぶるー
Zeal金子(Washboard)、カーギー(Vo,G)、ホワイト三浦(Ukulele)

2006.10.7.(土) 鬼頭つぐる、ホワイト&ぶるー Live at 如何屋
ゲスト:藤本エイジ(フロミズワンダーズ)
鬼頭さんやホワイト&ぶるーのメンバー、また、ライブハウスでお知り合いになった友達より、この日のライブを誘われ、また小生の生まれた土地である川口のライブハウスということで、行ってきました如何屋(「どうや」と読みます)。

始まりの30分前に着くと、店内はほぼ満員でありました。
で、荷物をどかして席を作って座らせていただきました。
ということでメンバーの皆さん、常連にご挨拶。

食事をしようと思っていたので、店員さんに「メニューは?」と聞いてみると、「メニューはあまり関係ないから。今パスタ作ってるけど...」ということで、パスタを注文。
気ままに過ごすことを一番としている場所なのでした。
なかなか面白いと感じながら、この店のあり方がちょっと楽しく感じ始めた。

さぁ、ライブの始まりです。
まずはホワイト&ぶるーから。
いつものカーギーの小ネタで客に緊張感を一瞬にゆるゆるにして、「ポーラースター」、「ぼらーれぶぎー」を演奏。
初っ端から歌とともに西川口にとろけこむホワイト&ぶるー。
「世界美女紀行」、「ばべろんの酒」とゆったりとしたホワイト三浦さんのウクレレが気持ちよく酔わせてくれる曲。
曲間の小ネタにも、如何屋のお客さんの反応がすこぶる良い。
そして最後に「無茶飲みねえちゃん」。自然にお客さんからコール&レスポンスがあるぐらい如何屋に同化して終了。

途中、カーギーのストラップが外れるなど、いろんなハプニングがありましたが、それもネタではないかと思えるホワイト&ぶるー。
カーギーの歌の世界は阿久悠が聴いたらくやしがるだろうな。
Zeal金子さんは、ウォッシュボードのレイアウトを変更して初披露。
ホワイト&ぶるーはジャグバンドの曲を演奏するのではないので、タンバリンがついているんだなぁ、とZealさんのセッティングを見ながら思っておりました。
リズムを抜くなんて、ロックドラマーですぞ。
ホワイト金子さんのウクレレは気持ち良く酔わせてくれるメロディーを弾いてくれます。
カーギーの曲中の小ネタの絡みも楽しませていただきました。
カーギーを取り囲む二人の存在、これからも楽しみです。

次に鬼頭つぐるさん出場。
MCで場を和ませた後、まず「My Baby Feels So Good」から。
久しぶりにこの曲が聴けた。
そして「Sweet Sue」。今日の鬼頭さんはいつもより軽やかなギターとぶっとい声だ。
お客さんのレスポンスが良いこともあり、気合の入り方が伺える。
そして、爽やかな曲「川を越えて行こうよ」を演奏(いつ聴いても爽やかな気持ちになっちゃうんだよなぁ)。
それから川繋がりで、「On A Little Bamboo Bridge」を日本語で披露。
お客さんの中には曲に合わせてウクレレを弾いていて、マッチングが見事でした。
ここでちょっと元気なリズムで「悩みがないのがおいらの悩み」、「Swingしなけりゃ意味がない」と
ここでも見事なお客さんのノリ。曲の初っ端から手拍子、そしてコール&レスポンス。
鬼頭さんのスピーカーからの歌声と同じぐらいのレスポンスがエッジを利かせて帰ってくる。
ものすごい熱気に既に鬼頭さんも汗びっしょり。
すんげーぜ、如何屋。
ここでしっとり、「気の持ちようさ」、「Day Dream Believer」を演奏。
お客さんもしっとり。

そして、カーギーとフロミズワンダーズの藤本さんがハープを持って登場。
二人のハープを従えて、「Knockin' On Heaven's Door」、「ちゃらんぽらんでへっちゃら」を演奏。
藤本さんは根っからのブルースハープといった音。
カーギーは歌をこよなく愛すハープといった音。
両者の違いがあって面白い。
リフも両者が重ならないように吹いて曲を盛り上げてくれました。
鬼頭さんは曲が始まる前にキーを言ってすぐ始めるという悪行三昧。
それに忙しなくハープを変える藤本さんとカーギー。
そして「すべてはBe Alright」。
この曲はその日の状況に応じて鬼頭さんの気持ちをぶつけてくれる曲。
鬼頭さんは一段と熱のこもった演奏でお客さんに応えてくれました。

そしてアンコール。
ブタメガネのナンバー、「BigなHipなれいこちゃん」をカーギーと演奏。
そして鬼頭さんがソロで「また、会おう」を演奏してこの日の演奏終了。

ライブ終了後、ホワイト&ぶるーのメンバー、鬼頭さん、そしてお客さんと楽しく歓談。

如何屋はお客さんのレスポンスがすこぶる早い。ミュージシャンをのせてしまうお客さんのパワー。
この一体感はなんなんだ!気持ちいいぜ!!如何屋。
帰りがけ店員さんに「うちはゆるゆるですから」と言われ、でもこの店の存在は特別な想いを感じてしまった。
普段からお客さんが店にある楽器を好きに弾いたりしているようだし...
だからミュージシャンを大事にしてくれる土壌が生まれる。
昔はあったんだろうなぁ、如何屋のような「溜まり場」が。

これだけ楽しめて、この日のチャージは投げ銭!!
鬼頭さん、ホワイト&ぶるー、楽しませすぎだよ。
また足を運ぶからね。

そして頑張れ!埼玉県京浜東北線沿線地区!!

鬼頭つぐる氏のHPはこちら ⇒ 
カーギーさんのBLOGはこちら
如何屋の公式HPはこちら


ホワイト&ぶるー
Zeal金子(Washboard)、カーギー(Vo,G)、ホワイト三浦(Ukulele)


カーギー


ホワイト三浦


Zeal金子




鬼頭つぐる(Vo,G)




途中、カーギーとフロミズワンダーの藤本エイジさん(Harp)が飛び入り!


カーギーは夢見るマッチ売りの少女?


カーギーは空想ヴァイオリン弾き??


その実態は、ハーピストだよん!


カーギー、藤本さんのハープ共演!


アンコールでは鬼頭さんと地でハープを吹くカーギー


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