<沢登秀信 Live at 稲生座>

沢登秀信

2006.7.21.(金) 沢登秀信 Live at 稲生座
対バン:ギコチナ

もやもやっとしたこの季節、週末すっきりしたいなと稲生座へ。

まず、対バンの「ギコチナ」。
稲生座にしては珍しいポップロックのバンド。
演奏を聴いてみるとポップなのだが、歌詞が稲生座にマッチしている。
自分の言葉を持っているんだよね。これ大事。
ミュージシャンがとてもシャイな面子でして、MCでは世評を取り入れて観客につっこまれたりすると、シュンとなるぐらいシャイでした。
27歳かぁ。そろそろ勝負して欲しいね。

さて、次に秀さん。
まずはソロで「ほうてくの歌」、「いい女、いい男」、「飛べないホタル」を披露。
一時のふるさとを歌った歌とは一線を画した「いい女、いい男」は秀さんが等身大に戻ってきた感じがする。
歌詞も年月を重ねて作られてきた歌というのはこういう歌なのだろうと唸らせる。

そしてこの日のゲスト、ホリイケイタさん。この日は箱型の打楽器「カホン(Cajon)」を持って登場。
二人で「STEAM BOAT SPRINGS」、 「さよなら」、「犬」、「心意気」を披露。
ホリイケイタさんの歌の抑揚を捕らえようとする姿に秀さんがお気に入りなのも頷ける。
秀さんは気持ちよく歌ってくれた。

そして、お店のエミさんを交えて「植木屋の憂鬱」を演奏。
やっぱりエミさんのピアノは気持ちよい。麻薬だね。
音がなった瞬間、「エミさんのピアノだっ」と脳が疼くんだよ。
稲生座の神様を呼び込むんだ。秀さんの歌が稲生座の神様によって彩が映えるんだ。

アンコールはマスターのお気に入り、「やまなしへ帰れし」でこの日のライブは終了。

ホリイケイタさん。正式にはこの日が秀さんとはじめてのステージ。
回数重ねて欲しいね。どんな感じに変化していくのか楽しみです。

秀さんには秀さんの視点で今の空、時代を描いた歌を作って欲しいね。
首を長くして待ってます。

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ギコチナ
 
沢登秀信
(左から)ホリイケイタ(Per)、沢登秀信(Vo,G)
後ろにお店のエミさん

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