<伊太地山伝兵衛 Live at CHAD>

(左から)石井さん、伝兵衛さん

2006.6.5.(月)−6.(火) 伊太地山伝兵衛 Live at CHAD

この2日は完全予約制。
伝兵衛さんのライブは都内では立ち見満員になることが多いので貴重だと思い、即予約。

2日とも真っ先にカレーライスを注文(腹がへっては...ね)。

【6月5日(月) 伊太地山伝兵衛&石井康二】
この日は、石井さんとの初共演したアルバム「DUST」に入っている曲とか、伝兵衛さんの初期の作品を中心に披露。
演奏し始めると、伝兵衛さんがヴォーカルマイクを口元から離す。
気持ちの表れが伺えて、ほくそ笑んでおりました。
石井さんとの出会いの話や、旅の話などを聞いて、ゆったりした気分で二人の演奏を聴く。
伝兵衛さんのギターも他の楽器に埋もれずに聴けると、歌以外の気持ちの入れ様が見えてくる。
曲の間奏では二人の掛け合いもデュオならではの気持ちのぶつけ合い。
小生は「これが10年の月日を一緒に旅をしながら演奏している方々の音なんだなぁ」としみじみ聴いておりました。
最後には伝兵衛さんの計らいで、「湘南 Rainy Days」の特別バージョンを披露して終了。
伝兵衛さんの歌と石井さんのベースをたらふく頂いた一日でした。


【6月6日(火) DUST(伊太地山伝兵衛&佐山雅弘&石井康二)&里見紀子 ゲスト:端山龍磨】
この日はオープニング・アクトとして、端山龍磨さん登場。
まず、カバー曲、「アマポーラ」を披露。
水の匂いを感じさせてくれる声で、歌い上げてくれる。
次の曲をカバーにしようかオリジナルにしようかと思案している時に、オリジナルに観客から拍手(良い観客です)。
「トマト(?)」を披露。大きな自然を感じさせられる曲でした。
そして「レディ・ジェーン」を披露して伝兵衛さんにバトンを渡す。

まず、DUST(伊太地山伝兵衛&佐山雅弘&石井康二)で「星の数ほど」から始まる。
この日もDUSTのアルバム収録曲が中心。
ノッテくると楽しませようとする性分の佐山さん。 この日はピアノではなくシンセサイザーだったため、鍵盤が軽く、1.5倍多く弾いていた。
間奏だけでは物足りず、歌っている時までも続き、ストリングスやクラビ、ティンパニ等、音色を変更したり、バイオリン奏法からベンディングまで行う始末。
観客はほとんど常連ですので、まだよろしいのですが...ちょっとやりすぎ。
でも佐山さんのピアノが欲しくなることがあるのも事実。何とかならないもんかな?
そんなことを横目に、二日間に渡りマイペースに弾いてくれる石井さん。流石です。
里見さんのヴァイオリンが入ると、「ヴァイオリンの生音って、力強さがあるな」と感じながら、聴き惚れておりました。
また、ライブならではの「粋な」演奏をしてくれました(圧巻であります)。
観客も「あと一杯」、「夢はいつも」 、「いつものズブロッカ」、「またしてもHI-WAY」など、一緒に歌ったり、掛け声、コール&レスポンスと楽しんでいた。
アンコールとして、「TEARS OF NATURE」を披露して、この日の演奏は終了。

一貫して伝兵衛さんはぶれていないんですよね。 バックにどんなメンバーが入っても。
そして石井さんの存在が非常に大きいことを改めて感じた2Daysでした。

伊太地山伝兵衛さんの非公認ファンサイトはこちら(スケジュールが確認できます) ⇒
里見紀子さんのHPはこちら
ライブハウスCHADのHPはこちら
「音蔵」のCHADの紹介ページはこちら(地図もあるよ) ⇒

 

2006.6.5.(月) 伊太地山伝兵衛(Vo,G)、石井康二(B)
石井康二(B)、伊太地山伝兵衛(Vo,G)
 

2006.6.6.(火) 伊太地山伝兵衛(Vo,G)、佐山雅弘(Pf)、
石井康二(B)、里見紀子(Vln)
ゲスト:端山龍磨(Vo&G)

端山龍磨(Vo&G)
石井康二(B)、伊太地山伝兵衛(Vo,G)
伊太地山伝兵衛(Vo,G)、佐山雅弘(Pf)
伊太地山伝兵衛(Vo,G)、里見紀子(Vln)
里見紀子(Vln)
後ろにいるのは...
伊太地山伝兵衛(Vo,G)、佐山雅弘(Pf)、里見紀子(Vln)
CHADのハルちゃんとマスターの本田さん


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