<古川奈都子&Mooney Live at 自由が丘 Mardi Gras>

(ハートフル・ニューオリンズ・ジャズナイト)

左からMooneyさん、海付豊さん、古川奈都子さん

2006.2.3.(金) 古川奈都子&Mooney Live at 自由が丘 Mardi Gras

寒い夜、週末ということもあって歩く人皆肩をすぼめているような状況。
自由が丘 Mardi Grasへ行ってきました。

以前からムーニーさんが「凄いよ」と言っていた古川奈都子さんとムーニーさんとの競演ということで、やっぱり外せない。
中へ入るとリハを終えたムーニーさんが出迎えてくれた。

この日はMardi Grasで食事ということで、定番のガンボを頂きました(詳細はMardi GrasのHPで)。

前半、まず古川さんとSAXの海付さんにて始まる。
最初はゆったりと「In The Mellow Tone」。
古川さんのピアノのリズムが何とも心地よい。海付さんのSaxもゆったりした曲に合わせて聴かせてくれる。

そして、古川さんは歌も披露。
「My Baby Just Cares For Me」は女性の彼に対する歯がゆい部分を曲にしたものなんだけれど、これが古川さんのヴォーカルがマッチしていて、久しぶりに女性ヴォーカルの気持ちよさを味わいました。

曲の合間にはニューオーリンズの話、曲の紹介と楽しい語りも聞けました。
英語の苦手な私には、古川さんの曲紹介は自分の想いが伝わってきて聴く立場としては非常に助かりましたよ。

途中でムーニーさんも入って、「Do You Know What It Means To Miss New Orleans」、「ジャンバラヤ」等を演奏。
「ジャンバラヤ」をお客さんみんなで手拍子したのだけれど、これが難しい。
最初の三つが前ノリ、後二つが普通に叩くのだけれど、なかなか手ごわいリズムでした。
よく聞く曲なのにね。
これで前半終了。


後半は、まずムーニーさんのソロで「Crazy Blues」から始まり、徐々に熱を帯び始めていく。
また、久しぶりに演奏すると話して「香港ブルース」。

そして、古川さん海付さんも入って「Sweet Sue」を披露。
ピアノとサックスが入って聴いたのはこれが初めて。軽やかなリズムと前半とちょっと違って、曲に合わせて熱のこもったサックスが聴けました。
うーん、良いね。

そのうちお客さんも手拍子したり、一緒に歌ったり。
それに応じてミュージシャンもノリにノッてくれるから有り難い。

そしてMooneyさん定番の「Keeping Out Of Mischief Now」、「Cash For Your Trash」等を演奏。
この日の周りのお客さんは自分が気持ちいいと感じたら自然と盛り上がってくれる、私好みのお客さんでした。
大阪から古川さんを聴くために駆けつけてくれた方もいらっしゃいました(凄いパワーです)。

最後は「キャバレー」で締めくくる。

古川さんの曲も非常に心地よいリズムとサックス、歌で酔うには最高でした。
また、ムーニーさんの曲をピアノとサックスをバックに聴けたのも良かったし。
感謝です。

最後に一緒に写真も取らせて頂き、Mardi Grasを後にしました。

この日は、ムーニーさんが「先生」と呼ばれる方がお見えになっていて、薦められたワインを口にしてしまった(ほんの少しですが...)。
ライブ終了後、下戸で15年以上口にしていなかった小生は、次第に顔が赤くなり、堅く途中の電車の中で、気を失う始末。
柳葉敏郎に似た方に起こしてもらい、席まで譲っていただいた。
本当に申し訳ない事をした。
下戸が飲むもんじゃぁないです。

でも、ライブ中、また帰る際に人の暖かさを満喫した一日でした。

古川奈都子さんのHPはこちら ⇒
MooneyのHPはこちら ⇒
LIVEHOUSE 自由が丘 Mardi Grasの紹介はこちら(音蔵内、ルート案内あり) ⇒
自由が丘 Mardi Grasの公式ページはこちら ⇒



 

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