<沢登秀信 Live at 稲生座>


沢登秀信

2002.1.31.(土) 沢登秀信 Live at 稲生座 <100回記念LIVE>

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いやー、継続は力なりですよ。一つのLIVE HOUSEで100回。並大抵ではできないことをやってのけてしまったとしか言うことができない。
’92より秀さんを観続けてきた自分にとっては非常にありがたい記念LIVEである。多分5分の1ぐらいは観ている稲生座でのLIVE。
楽しみにして1番入りで稲生座に着いた。

このLIVEは昔秀さんの音楽を聴くために遠くから足を運んできた人や新しく知り合ったお客さんで稲生座はいっぱいになった。

ご当人が緊張している中、LIVEが始まった。
まず、100回記念を迎えての挨拶をして秀さんのソロで「のやき」等を披露。徐々にいつもの調子に戻ってきました。

今回は特別に様々なミュージシャンがゲストとして迎えてくれた。その当時のエピソードを交えて秀さんとのトークも弾む。

まず、東京フラワーズ時代の大川氏とエミちゃんを迎えて「春の散文」等を披露。昔のスタイルとは違った成長した大川氏の演奏も時代の変化が伺える。

そして高校時代からの付き合いのエリック登場。お互いにミュージシャンとして稲生座で演奏している彼等。高校時代の曲、「僕の歌」も二人で歌ってくれた。ライバル心をお互いに持ちつづけながら、励まし、今まで続けてきた彼等の演奏は心に染みた。

次に1st、2ndアルバムをサポートしてくれた鷹家氏との演奏。なんと1stアルバムの「東京パラノイア」をギター&ドラムといった変則編成で披露。これがカッコイイ。お客さんが体でリズムを受け止めていた。

同じく1st、2ndアルバムをサポート、そして2年間東京フラワーズのメンバーとして一緒にLIVE活動をしてくれた榊原氏と「世界中の鳩に」を演奏。そして榊原氏がオリジナル曲「とおまわり」を祝福の曲として秀さんに披露してくれた。

榊原氏の曲の余韻を残しながら、今回初めて一緒に演奏するという伊藤よしてる氏と「カサブランカ」、「やまなしへ帰れし」を披露。新たなチャレンジも垣間見せたLIVEであった。

そして今回特別なシチュエーションを用意していた。稲生座のマスター、エミちゃん、レイチェルの「稲生バンド」を迎えての「ピンクのライオン」を演奏。

音楽を愛する彼らがバックでどのような音になったか。答えは◎である。このまま日本中を回ってみたいと思うぐらいそれぞれの個性が一体となって客の耳に飛び込んできた。

そして、アンコールとして稲生バンドをそのままに秀さんのテーマ曲でもある「強引にMyWay」を演奏して終了した。

これだけ観続けられてきたのには、隠しようもなく彼のパワーに魅了されたから。
これからも観続けていくことを確信してレポートを終わりにする。

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