<鬼頭つぐる Live at GIMME SHELTER>


鬼頭つぐる

2001.8.11.(土) 鬼頭つぐる Live at GIMME SHELTER

半年前、渋谷LAMAMAにてジャグバンド「BUTA−MEGANE」を観て、そのオリジナリティと同じ畑で育ったとは思えないメンバーの個性や、楽しいMCなど十分楽しませてもらったライブで気になっていた。

そして、オリジナルの曲の中でお気に入りの曲を書いていた人物が鬼頭氏であることを知って、アルバムも発売したと、ますますその存在が気になりだしていた。
そんな矢先に友達よりライブのお誘い。断るわけがない。

ということで、はじめて行ってまいりました、春日部 GIMME SHELTER。
酒を飲めない小生にとって、ライブがないと縁遠い程の落ち着いた雰囲気のバーであります。

そして鬼頭氏に挨拶を済ませ、ウーロン茶を頼んで少し歓談。

ライブの一部が始まった。
まず、オリジナル曲の「MY BABY FELLS SO GOOD」からゆったりと始まった。
この日はオリジナル曲とオールディーズの鬼頭氏のアレンジ版といった構成。
オリジナルは一つの情景を曲にする鬼頭氏の歌詞が心をくすぐってくれる。そこには空が、そして男気がある。歌には深い力強さがある。

ギターは秀逸。きさくな人柄が表れる弾き方。ギター以外では口笛、カズーを使うのだが、このカズーが気持ちよくふるわせてくれるのである。これは必聴ですぞ!

この日は二部として、鬼頭氏の古き友達である、まあちゃんの登場。
自分の世界に引き込むように味のある歌い方をする彼は、MCはおどおどしているのだが、どこか憎めない感じが楽しく、周りに笑みを浮かばせる。

個人的に気持ちの良かったのは最後に歌った約20年ほど前に作った曲「SLLEPLESS」。
これがなにげない曲なんだけど、非常に心打つ曲。誰にもある眠れない夜に何も考えたくないのにいろいろ耽ってしまう。この曲はまあちゃんが歌うから良いという彼のオリジナリティ存分に浸って二部終了。

そして三部の始まり。
まずは「寝るが勝ち」から。男っぽいふてくされ方の歌詩。そして「Oh,Darling」と続き、BUTA−MEGANEでも演奏している「悩みがないのがおいらの悩み」、「食っちゃ寝」を披露。そして「川を越えて行こうよ」という風を感じさせる曲、また、「HoneySuckleRose」を日本語で披露(これは参った。詳しくはライブでね)。その後、「すべてはBe Alright」、「Happiness」で今日のライブは終了。

ライブ終了後、いろいろ長話をさせてもらった。

男っぽい曲、空や風を感じさせてくれる曲、みんなで楽しく歌える曲、笑える曲を楽しみたいのなら、鬼頭氏のライブは最高であります。

アルコールを飲まずして酔える良い演奏、気さくな良きミュージシャンにまた一人出会えた素晴らしき夜であった。

<HP情報>
・鬼頭つぐる氏のHPはこちら ⇒
・鬼頭氏が所属するジャグバンド「THE BUTAMEGANE」のHPはこちら ⇒
・GIMME SHELTERの地図等、情報はこちら ⇒

まあちゃん

鬼頭つぐる

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