<STB LIVE at ペンギンハウス


2001.2.17.(水) STBライブ at ペンギンハウス

去年、自分の都合で観に行けなかったSTB。今年初のLIVE、観にいかないわけはない。

高円寺 ペンギンハウスにオープン10分前についたらやっぱりまだ開いていない。”リハにも立ち会いたかったなぁ”、”去年2月に行なわれたジンタ ラストライブ以来だなぁ”などと思いながらオープンを待つ。

そしてオープン。またもや一番でライブハウスに入ってしまった。これは性格?
お店でHPの存在を知り、ちょっと雑談。お店の人に”STBは一番最後ですが”と言われる。
対バンも見たいのでOKと答える。

最近、贔屓のバンドしか見ない人が多いんだろうな。お店の都合もあるんだけど。
でも結構いっぱいになるんだよね、ペンギンハウスは。立ち見もザラ。

小生、ほとんど対バンも観ます。本命が早めに終わって、打ち上げの誘いがあっても終わってから出席として。理由はライブハウスの雰囲気を味わうのと、他のバンドも良い演奏するかも知れないでしょ。それから対バンと一言も話さないで終わってしまうバンドはあまり良いバンドと思ったことがないのも理由の一つ。そういえば途中から観にいくことはあまりしたことがないな。

そして伽藍とした客席に一番前の真中に陣取る(あまりないことですが...)。
少しすると徐々に顔見知りが集まる。STBのメンバーとも近況などを少し話す。

今回のバンドは、SPICE OF RICE、カワノトモヒト、そしてSTB。

7:30過ぎ、まずSPICE OF RICEの演奏が始まった。(写真はこちら ⇒
Vo、Vl、B、AG、P、Drの6人編成。

洒落た雰囲気の曲を演奏しておりました。

次にカワノトモヒトさん。
ジャンベと2人での演奏であります。

途中、ゲストのヨースケさんがギター、コーラスで参加。
久々にフォークの真髄聴いてしまった。
浮かんでくるイメージを大切にしてくれる歌に感謝。

そしてSTBの演奏。

まず「ラヴ・アンド・ピース物語」が始まった。前より力強いぞ。演奏もボーカルも、そして自慢のコーラスも。間髪入れずに「ももとお星様のバラッド」。そして「若葉の頃」と心暖まる曲で春の日差しを一面に染めた。

途中ゲストが入る。レッドウッドブラザーズの成田さん。テレキャスを持って6人編成となり「電話でもしよう」、「Very Special Day」。成田氏は音もさることながらひきっぷりが見事。ベンディングに酔ってしまったよ。

ゲストが拍手の中去った後、「タバタでブガルー」演奏。ステージから風が吹き荒れるんだ。ゴゴゴーとね。すっかり定番になって客席から歓声が沸きあがる。

「流れ星のスケッチ」、「キミとボクのエンディングテーマ」と心の襞が描かれた曲を演奏。ラストとして「愛と勇気と真実の翼」を力強く歌って終了。

アンコールには得体の知れない自称”ビリージョエル”が姿をあらわし、「UPTOWN GIRL」を演奏。

この日は天の河ことノジマ氏の誕生日とあって最後に彼の持ち歌「君さ、ジョナサンガール」を演奏。
ノジマ氏の巧妙な”かわし”にあって、客席は微笑みながら聴いていた。
そしてSTBがペンギンハウスに春一番の風を吹かせて今日一日のLIVEが終わった。

STBは「御茶ノ水通信」の配布、そしてアンケートを書いていただいた方へのグッズ提供と非の打ち所のない対応には圧巻である。

STBはDr以外リードボーカルをとる。そしてコーラスを聴かせる。基本的に自作曲を歌う、そうみんなが曲を書く。それぞれ個性的な曲を聴かせてくれる。和洋折衷折混ぜながら”LOVE&PEACE”を歌う。聴いているほうが楽しめちゃうんですよ。とにかく、みんな自分達の曲に愛情を持っているってことが感じられるんだ。

家路へと外へ出て、まだ冬だったんだと気づく、それだけHOTなLIVEでした。

いやぁいい日だった。ラヴ・アンド・ピース!!

STBのホームページで曲が聴けますので、是非聴いてみて下さい。 ⇒ 

ゲストのレッドウッドブラザーズの成田さん

自称”ビリージョエル”

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