<STB>

1999.7.17.(土) STBライブ (高円寺 ペンギンハウス)

学生時代から十数年来の音楽仲間である”STB”。去年の12月以来のLIVEを行なった。前回のライブと同じ出演バンドで行ったのだが、全然苦にならないんだよね。普通だとあきちゃうんだけれど、この3バンドは惚れこんでおります。今回も最後まで聴きつづけてしまった。

出演バンドは以下の通り。
 ・STB(HPはこちら ⇒ 音も聴けるぞ)
 ・COMMON BILL(HPはこちら ⇒ ) (玉川裕高 ex.ヒップゲロー)
 ・ジンタ(HPはこちら ⇒ 


STB
。今回は新曲が半分とまた新たなる挑戦を踏み出した。再度言う。彼らの音楽は一言で言うと”ラブ&ピース”(こんなこと何度も言っていいのかな?)。今回も確信を持って言う。いつもやさしく、楽しく、切なくさせてくれる。各人の持ち歌をやっているにもかかわらず、きっちりSTBとしての音楽になっているのは歴史が伺える。新曲はメンバーの個性が少し強く出てきたなという印象があった。また、”TWO MOON”での保倉氏のコーラスに”やられた”という意外性もあった。これはわかってくれるメンバーがいるからこそできること。長寿バンドの特権であります。
そして、毎回恒例の”御茶ノ水通信”。楽しみにしてるんだ、これ。今回は特集として当日配布された「STBの真夏の夜の夢」と題して演奏した曲の解説が綴られていた。今日演奏した曲の歌詞カード、アンケート用紙も添付されている。また、カセットテープも限定で配布されて演奏終了後、”頂戴”の声が聞こえた。他のバンドの皆さん、ここまでできるかな?(新井薬師自警団はやってるな。)

COMMON BILLはカントリー、ロカビリー等アメリカの息遣いが感じられるバンド。半年経ち、ベースの人もバンドとして頭角をあらわしてきた印象が残った。歌詞も日本語です。前回話していたスティールギターを弾くメンバーはどうなったのか?気合一発ストレートな曲に好感を持ちました。

ジンタは日本人の侘び・寂びが息づくストレートでポップなバンド。道端に落ちているような身近な風景が浮かんでくるその詩・曲。染みるねー。やっぱり日本語はいいね。

ヒップゲローといえば、可知氏はどうしただろう?(彼は元 沢登秀信氏のベーシストです。)

STB、ジンタ、COMMON BILL共に各メンバーそれぞれが歌う。コーラスも有り。培われた歌心がメンバーの歌・演奏に宿っている。これこそバンドという想いを深く感じた。

今回も立ち見が出るほどの盛り上がり。各バンドとも語りのボケ・突っ込みがまたそれぞれ味があってよかったよ。
STBのリハーサル風景はこちら ⇒

音蔵ライブレポートのトップページへ

音蔵ではここに掲載したライブの感想をメールで募集しております。

kamin@aurora.dti.ne.jp

(なお、スタッフの審査の上、掲載させていただきます。)

音楽&LIVEHOUSE情報ページ「音蔵(negura)」ホ−ムペ−ジに掲載されている
記事、写真等の無断転載を堅く禁じます。

Copyright(c) 1998- negura All rights reserved