謎のレアアイテム HIR ハロゲンとは?

Halogen lamp with Infrared Reflective films の略称で、
赤外線を反射する蒸着膜を形成したハロゲンランプのことです。

世界初
の際立つ明るさ、赤外反射膜付ハロゲンランプ

赤外反射膜とは??

HIRの優れた明るさを誕生させるのが、ハリソン東芝ライティング独自の「赤外線反射膜技術」です。バルブの明るさを決める可視光は光全体の中でわずか30%、残りの70%は目に見えない赤外光です。
そこで、硬質バルブ表面に高度な薄膜生成技術で、わずか数ミクロンの厚さに数十層の薄膜を形成。路面を照らす可視光を通過させ、目に見えない赤外光を反射しフィラメントを再加熱することで効率よく可視光を増幅。
革新的な明るさを誕生させ夜間走行の視認性を大幅に高めています。
赤外反射膜の原理

硬質ガラス表面に高屈折率の金属酸化物と低屈折率の金属酸化物を交互に形成し、可視光を通過させながら赤外光を反射して熱エネルギーとして再利用。数十層の膜をいかに薄く精密に生成できるかも明るさを生むポイントになる。

 

だそうです。。

 

実は以前乗っていた車のHIビームに標準装備されていて、 

LOビームの純正HIDとほぼ同等の明るさを誇っていました。

HIビームはLOと違い構造上明るくみえますので、その辺を踏まえたうえでの同等です。

他のハロゲンよりは明るいと思います。  その頃から気になっていました。 

 

 

とにかく、買ってみて試してみましょう・・・・買いました。。

 

 

これがHIRバルブ、某オークションにて相場の半額以下の金額で手に入れました。  

とりあえず点灯比較テストを行いましょう。。

 

 

 

特設ステージ完成!  

おもちゃ作り用12Vに設置、左は普通のHB3ハロゲンバルブ、右がHIRバルブ。

HIRは形状と表面の赤外反射膜コーティングの違いが特徴です。。

 

 

 

とりあえず点灯したものをZ3にて撮影。  明るすぎて良く解りませんが、HIRのほうが明るいようです。

 

 

 

マニュアルにて、感度、絞り、シャッタースピードを変更して撮影しました。

普通のハロゲンバルブがフィラメントだけ発光しているのに対し

HIRバルブはフィラメントと反射皮膜の両方が発光しているのがわかります。

 

これが明るさの秘密?? 

ただいろんなメーカから販売されている表面に色をコーティングし、

色温度を調整しているバルブよりはかなり明るいです。

 

よく売られている100W相当とか5500ケルビンとかありますが、バルブに着色すると当たり前のように光は弱くなります。

実際明るさを測定すると、クリアバルブよりはるかに暗いのです。

そのため中には55Wと書いてあるが実際に測定すると65Wくらい電力を消費するバルブもあります。「そりゃ明るくなります」

 

良くあるいんちき燃費アップグッズと一緒で、効果が出ていないのに高額出費したためそのような気がするだけです。

 

あとリレーを組んでバッテリーから直接点灯させると明るくなりますよ。  

純正はハーネスが細く、経路がかなり長いため電圧がバルブ前でかなり低下します。

実際に0.5V位の差が出ます。  「昔R33で実施しました」

 

 

次回は実際に取り付けてテストしてみます.では。。

 

 

点灯テスト 1  ノーマルHB3 HIビーム。  

 

 

HIR ハロゲンバルブ HIビーム・・・あまり変わらないか・・ちょっとだけよ。

 

 

 

左がHIRバルブ、右がノーマルのハロゲンバルブ・・。   A33の時の感動が・・・まったく無い。  

それでも多少は明るいか・・・。  期待していたのに。

 

 

もっと明るくなる予定だったのですが・・・微妙な結果となりました・・

もしかするとA33純正の高級HIRじゃないとダメなのかもしれません。

 

私の友人は現在このHIRハロゲンを使用していますが、かなり満足しているようです。

よく売られている効果不明※○×ワット相当なんちゃらバルブよりは確実に効果が出るそうです。

 

A33に装備されていたバルブはこれ・・同じHIRでもだいぶ形状が違います・・値段も9000円位します。 

9000円出すんだったら・・・・あきらめるか、HIDキット買います。

 

では、また次の実験まで・・・。