NeoFT構想/外部仕様案
斜面パターンと高低差の表現 †
- 投稿者: C477?
- 優先順位: 普通
- 状態: 提案
- カテゴリー: 景観・グラフィック
- 投稿日: 2004-03-17 (水) 13:43:10
メッセージ †
斜面の標準パターン †
標準でサポートする地形パターンは1ボクセルを対角線で区切ったエリアを占有する三角ポリゴンで定義され、ポリゴンの各頂点はボクセル単位で0〜4の高さに設定することができるものとする。
以上より、1ボクセル内に二つの地形パターンが共存できる。
なお、対角線による分割は二通り(疑似3D画面上の縦方向と横方向)が存在するが、空間が競合しないパターン同士なら、どちらの分割パターンでも配置が可能である。
標準パターンがボクセル単位の高さのみ指定可能であることから、あらゆる水平面はボクセル境界に一致することになる。FreeTrainでは、ボクセル高さの1/4単位で斜面の高さを指定できたため、線路の敷けない水平面が存在し得たが、NeoFTではそれはなくなる。
また視覚的違いとしては、FreeTrainではボクセル高さの1/4単位で変化が可能であったが、NeoFTではFreeTrainのボクセルの1/2相当の高さ単位(NeoFTの世界ではこれが1ボクセル分の高さ)でしか変化しない。
一ボクセル以上の高低差表現 †
隣り合う地形パターン同士の高低差は一ボクセル以上も可能とする。
ただしこれは、必ずしも間を滑らかな斜面で繋ぐことを保障するものではない。
イメージ的にはRollerCosterTycoonの土地造成システムに類似したものを考えており、ある程度以上の高低差では、垂直の絶壁が現れる。
ちなみにある程度とは標準地形パターンの高低差限界である4ボクセル分。
ただしNeoFTのボクセルは扁平で、高さは横幅の半分なので、FreeTrainでいうと最大2ボクセル分の高さに相当する。
特殊な傾斜 †
基本的な地形パターンは1ボクセル単位で扱い、各頂点がボクセル単位であることを前提とするが、一部特殊パターンの登録と使用が可能になるように考慮する。
代表的な特殊パターンとして想定しているのは、縦横が1x2または2x1ボクセルサイズの長方形の対角線を結んだ斜面のパターンである。
一つにはFreeTrainにおける勾配線路と同じ緩やかな傾斜のため。
一つには緩やかなカーブの盛土高架を実現するため。
※なお、これらは基本実装後に余裕が出来た場合の対応と考える。
【参考:ボクセル共有による斜めパターン配置】