ふくぎ(福木)
沖縄では、台風の防風林として有名な熱帯性の常緑高木。原産地は台湾、フィリピン。幹はまっすぐに伸び、20メートルほどの高さにもなる。葉が密なため、強風や塩害からの防御に使用される。 開花期は4〜6月ごろ、黄白色(クリーム色)の花を咲かせる。果実は黄色もしくは橙色で、オオコウモリが食する。染料としても使用される。フクギは昔からよく使われている“植物染料”で鮮やかな黄色を発しあせにくく、琉球王朝時代に、“打ち掛け”に使用された。
備瀬のフクギ並木(本部町)
本部町備瀬のフクギ並木の入り口付近の説明書き。海洋博記念公園の近く並木の入り口があり巡回コースが整えられている。まともに歩くと結構な距離になる。入り口付近の海岸に出ればエメラルドビーチを間近に見ることができる。