瀧谷不動明王寺

瀧谷不動明王寺は、大阪府富田林市にある新義真言宗の寺院である。
寺伝では、811年弘法大師空海の創建と伝えられ、本尊は不動明王及び脇侍の矜羯羅(こんがら)童子、制吒迦(せいたか)童子の二童子立像で、国の重要文化財に指定されている。
1360年南北朝の兵火で焼失後、一人の盲僧により再建された。その後盲僧の眼が治ったことにより、眼病の治療に霊験あらたかな不動尊として知られている。
戦国の兵火で荒廃したが、慶長年間(1596-1615)に本堂(現観音堂)ができ、現在も毎月28日の縁日は多くの参拝者で賑わっている。
千葉県の成田山新勝寺、和歌山県の一条山大伝法院根来寺とともに、日本三不動の一つといわれる。
道路を隔てた向山には、三宝荒神堂や西国三十三所堂がある。
近鉄長野線滝谷不動駅から徒歩15分。交通安全祈願も多く、参拝者用の駐車場がある。(Y.N)



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