堺市立町家歴史館 清学院

堺市立町家歴史館 清学院は、堺市堺区北旅籠町西にある寺子屋跡の資料展示館である。
清学院は、1689年の堺大絵図には、「山伏清学院」として記されており、修験道の寺院としての歴史を持っている。
また江戸時代後期から明治時代初期にかけては、「清光堂」の名前で寺子屋として使われていた。
北旅篭町で生まれ、日本人で初めてヒマラヤ山脈を超えてチベットに入った河口慧海もここで学んでいたため、その業績も紹介されている。
現在の建物は、江戸時代後期に建築されたもので、歴史文化資源として2002年に国の登録有形文化財となり、2011年から堺市立町家歴史館清学院として公開された。
建物内部では、当時の寺子屋の様子や不動堂を見学できる。
清学院から2ブロック西側には、河口慧海生家跡の碑が建てられている。
南海電鉄南海線七道駅、阪堺電気軌道阪堺線高須神社各駅から徒歩5分。(Y.N)



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