真田庵は、和歌山県伊都郡九度山町にある史跡である。 正式には、善名称院という真言宗の尼寺である。 九度山出身の僧大安が真田昌幸の墓所に一堂を建立し、地蔵菩薩を安置したのが始まりである。 1600年の関ヶ原の戦いに敗れた真田昌幸・幸村父子が配流された屋敷跡と伝承されている。 5月5日には、真田庵を中心に真田幸村をしのぶ真田祭りがおこなわれ、真田十勇士などの武者行列が出る。 南海電鉄高野線九度山駅から徒歩5分。 南側道路沿いに、町営駐車場がある。(Y.N)