利生護国寺

利生護国寺は、和歌山県橋本市にある真言律宗の寺院である。
聖武天皇が行基に命じて建て、鎌倉時代に再興されたと伝えられている。
通称で大寺さんと言えば、伊都地方ではこの寺を指す。
中世には兵庫寺などとも呼ばれ、隅田一族の氏寺として栄えた。
本尊は行基作と伝えられる木造大日如来像で、県の重要文化財に指定されている。
本堂は、一重寄棟造、本瓦葺き、朱塗りの建物で、南北朝期の天授年間(1375-81)に再建されたもので国の重要文化財に指定されている。
2年に一度、大茶碗でお茶をいただく「大茶盛」が開催される。
JR和歌山線下兵庫駅下車、徒歩5分。(Y.N)



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