和歌山県立紀伊風土記の丘は、和歌山市岩橋にある博物館施設である。
昭和46年(1971年)に、国指定特別史跡岩橋(いわせ)千塚古墳群の保全と公開を目的として、全国で3番目の風土記の丘として開園した。
特別史跡「岩橋千塚古墳群」は、5世紀から7世紀にかけて築造された全国屈指の群集墳である。
古墳の数は、800基を超え、「岩橋型横穴式石室」と呼ばれる石棚、石梁をもつ独特な石室がこの古墳群の特徴となっている。
総面積約65万㎡の園内には、紀伊風土記の丘資料館、復元竪穴住居、江戸時代の民家、地曳網和船、万葉植物園などがある。
園内一周は、約3キロメートルあり、80分ほどで周ることが出来る。
JR和歌山駅東口から和歌山バスで「紀伊風土記の丘」下車、徒歩5分。来園者用の無料駐車場がある。(Y.N)