八陣の庭

岸和田城庭園「八陣の庭」は、大阪府岸和田市にある現代日本庭園である。
この庭園は、昭和28年に重森三玲によって設計、作庭された。
庭石材料は、和歌山県沖ノ島産の緑泥片岩が使用され、京都白川産の白砂で囲み、一木一草入れない枯山水としている。
テーマは、諸葛孔明の八陣法を取り入れ、大将を中心に天、地、風、雲、龍、虎、鳥、蛇の各陣を、8組の石組みで配している。
これらの石組みは、地上から360度どの角度からも鑑賞できるようになっており、昭和29年に完成した岸和田城の天守閣上からも望める。
平成26年10月に、芸術上の価値及び日本庭園史における学術上の価値が高いことから、国の名勝に指定された。
南海電鉄南海線岸和田駅下車徒歩15分、蛸地蔵駅下車徒歩7分。西側に有料駐車場がある。



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