大覚寺

大覚寺は、京都市右京区嵯峨にある真言宗大覚寺派大本山の寺院である。
正式名称は、旧嵯峨御所大覚寺門跡。
平安時代初期、嵯峨天皇が檀林皇后とのご成婚の新室である離宮を建立し、離宮嵯峨院と呼ばれた。
離宮嵯峨院が大覚寺となったのは、恒寂入道親王を開山として開創した876年である。
弘法大師空海のすすめにより、嵯峨天皇が浄書された般若心経が勅封として奉安され、般若心経写経の根本道場として知られる。
いけばな発祥の花の寺としても知られ、「いけばな嵯峨御流」総司所(家元)でもある。
JR山陰本線の嵯峨嵐山駅から徒歩約17分、阪急電車嵐山駅から徒歩約23分である。(Y.N)