内容
LIGHTBRIGE12(30cm)ドブソニアンの組み立ての様子や使用した感想です。
l 鏡筒は大きい
鏡筒と架台に分けて運びますが鏡筒自体が大きいので、一般家庭のドアを開けて出入りするには慎重にしないと、どこかにぶつけてしまいます。
l 実際に組み上げた望遠鏡は軽くはありません。
私が鏡筒と架台を一緒に運ぶ事はできません。
l 架台は結構大きいです。
ベランダへ出る出口では横向きにしないと外に出せません。
l 上下方向の動きが少々渋い
望遠鏡の左右の動きは問題なくスムーズですが、上方向が少し渋く200倍を超える高倍率ではもう少しスムーズに動いて欲しいです。
トップヘビーになっているので、鏡側軽いのが原因だと思います。そのうち鏡側にバランスを取るための重りをつけようと思っています。
(その後、おもりを付けましたので、こちらをご覧ください)
l トラス構造の隙間から迷光がはいるためコントラストが落ちる。
トラスカバーは必需品と思った方が良いです。
私は自作しましたが、国際光器で完成品も手に入るのでそちらも検討された方がよいでしょう。
望遠鏡ショップのWebページにもあるように箱二つで届きました。
鏡筒部分は、型を取った緩衝材の発泡スチロールで箱に収められています。
架台は、薄く大きな箱に収められていました。
組立は、鏡筒の箱に日本語の説明がありますのでそのとおり組み上げれば難しい事はありませんでした。
まずは鏡筒の箱の中にある説明書を確認しましょう。
鏡筒を支える部分の架台を作ります。前面と側面の板を付属の木ねじでシッカリ固定します。
付属品のネジ関係は以下のものです。
合板にあらかじめ穴が開けてあるので、ねじを差し込み付属のLレンチで締めつけていきます。
位置さえ間違えなければ作業は簡単です。
ただ、付属のLレンチでひねるのには少々力が要りますので全部のネジを締めるのは結構大変でした。
架台前面の板の位置と穴の位置に注意してネジと穴を合わせましょう。
次に回転をよくするためのベアリングを挟みこみます。
これは灰色の鉄板間にテーパーローラを支えている黒い金属でできた車輪の様な板をいれるので、横方向の回転が滑らかになります。
この鉄板にローラーを挟み込み、中心にネジを通せばしっかりと挟み込まれます。
中心の穴にはアルミと思われるネジが入る程度の筒状のパイプを入れることになっています。
忘れそうなので要注意です。
クレイフォード式の接眼部分はなかなか良い作りです。
裏にある二本のネジはドロチューブを繰り出す硬さを調整するネジとピント位置を固定するためのものがあります。
付属の26mmアイピースはこのドロチューブに深く差し込むと、ピントが合わないので0.5mmから1cm程度引き出した状態で接眼レンズを固定することでピントが合います。(光軸調整ネジの調整で焦点位置を内側へ2cm程度移動させる事に成功しました)
また、2インチの接眼レンズを入れる時に筒の途中で引っかからないように入れないと、せっかく視野にある天体がどこかへ移動してしまうので気を付けましょう。このあたり、引っかからない工夫をメーカー側でお願いしたいです。
レッドドットの等倍ファインダーは、暗い空であれば目標を導入するのに大変便利です。
あらかじめ星図で目標天体の位置を覚えておき、12インチの鏡筒をその位置へ向ける作業は楽です。
ただ暗い天体や、空が明るいと目標そのものが見えない欠点があります。私は8×50mmファインダーに取り換えました。
セルには8cmファンがついています。
屈折やシュミカセでは、星でピントを合わせるのですが、ニュートン反射はスパイダーの回析像を見ながらピント合わせができます。
明るい星を使ってピント合わせを行うと、ピントが合う直前に4本のスパイダーによる輝線が見え始め、焦点が合うと長い十字型が鮮やかに見えるので比較的簡単です。
ToUCamというWebカメラの直焦点撮影の場合、ピントを合わせにはPC上の画面を見ながら調整しますが、視野からずれ動く天体のピント合わせを手動で合わせるのは大変です。ドブソニアンでピントを追い込むのには根気と熟練した技が必要です。
実際に観測を始める前に、望遠鏡の反射鏡を外気温に慣れるまでには外に出してから数時間かかることもあります。
効率良く冷やすためにセルには8cmファンがついていますが、私は40cm大型ファンを使って一気に冷やしています。
センタリングアイピースで斜鏡のセンタリングやスケアリングは明るいうちに調整を済ませて、普段はレーザーコリメータを使った調整のみで済ませています。
調整の順序は「斜鏡の調整」→「主鏡の調整」で行っています。
調子に乗って筒外光路を、2cm程短くなるよう主鏡セル位置を変更しました。
これが悪かったのか、焦点位置で僅かに縦か横に星像が伸びてしまいます。(非点収差)
これでも土星のカシニの空隙はエッジが立って細い溝の様にみえるので見え方にはそれほど影響は無いと思います。
その他気をつけらければならない事に、天頂に望遠鏡を向けた時に架台と主筒の底がコツンとぶつかります。
この振動で光軸がズレてしまう事があり、要注意です。
l 斜鏡の調整
レーザー光線が主鏡のセンターマークの中心にあたる様に斜鏡の傾きを調整します。
l 主鏡の調整
レーザーコリメータ側面にある窓の中心にレーザーの光線が帰ってくるよう主鏡の傾きを調整します。
l 星像を見ての調整
これだけでも良い状態ですが、実際の星像を見てピント位置前後の内外像が同心円から一点になるよう仕上げをすると、シーングが良い時に見る惑星などは素晴らしい姿を見せてくれます。
視野周辺でコマは目立ちましたが、視野の大部分の星像は気になりません。中心像が小さく縦線に見えたのは私自身の目にあるアスなのでしょう。
1 1/2インチのSP26mmと比較しても実視野の広さは2インチの方が広く、像もシャープです。
このアイピースでは倍率が約58倍になります。
恒星 |
視野の8割くらいは点像に見えます。周辺はコマが発生していますが気にはなりません。 |
惑星 |
望遠鏡を外気にちゃんと慣らさないとこのアイピースでもゴーストが若干発生します。惑星には倍率が低すぎて模様などはわかりません。 |
星雲 |
実にすばらしい見え方です。空の明るさが街中では気になりますが暗い所では非常に広い範囲をサッと見渡せます。 |
散開星団 |
散開星団などは、よく星ぼしの色がわかります。 |
銀河 |
空の暗い場所ではM31など視野一杯に広がります。M81、M82は視野内に二つとも同時に収まり見事です。 |
シュミカセの20cmF6とナグラー7mmの組み合わせは良いと思っていましたが、30cmF5と組み合わせとなると星も視野中心付近でもやや星が大きくボケ気味に感じます。少しでも光軸がずれていると火星のように明るい惑星ではゴーストが発生しやすくなるので要注意。
このアイピースとの組み合わせでは214倍になりますが、視野が広い分、視野内に天体が留まっている時間が長くなるメリットもあります。
星雲星団、銀河などを見るのに向いているアイピースです。
恒星 |
視野中心でも少し星が膨らみますが、8割くらいは点像に見えます。 |
惑星 |
明らかに20cmでは見えないような模様や構造がわかります。土星は、本体の模様も色濃く単純な線ではなく見えます。 |
星雲 |
実にすばらしい見え方です。ガス星雲などの模様などはこのアイピースと、ルミコンOVフィルターの組み合わせで、M42など模様の濃淡が凄く見事です。 |
散開星団 |
散開星団は、星ぼしの色が目立ちます。 |
銀河 |
暗い銀河も、以外と倍率を上げた方が見やすい場合もあります。 |
30cmF5と組み合わせで星も全視野で(点像)ピンポイントで、「素晴らしい」の一言です。
テレビューのHPでは、教科書的なコマが周辺に現れると書いていますが、私にはコマの存在が分かりませんでした。パラコア無しに十分使えます。
このアイピースとの組み合わせでは41倍になり、星雲星団、銀河などを見るのに間違いなく向いているアイピースです。
LightBlidge12にはベストな組み合わせですので予算の都合がつくなら是非とも持っていて間違いはありません。
ということで買ってしまいました。
持ってみれば案外重くない…なんてことありません。しっかり重さがあります。(2008/12/17)
空港が近くにあり、夜は光害の影響がひどいのですが、黒い布を被ってフィルターを使ってみると、周りの明かりをさえぎるだけでも以外に良く見えてきますので、試してみてください。
恒星 |
LightBridge12にはパラコア使用しなくても視野周辺でも点像です。とにかく視野のどこを見ても点像なのは気持ちがいい。 |
惑星 |
とにかく、小さな土星や木星はきっちり衛星と一緒に見えます。 |
星雲 |
実にすばらしい見え方です。ガス星雲などの模様などはこのアイピースと、OVフィルター(ルミコン)の組み合わせで、網状星雲など模様の濃淡がハッキリと見えて見事です。2インチのフィルターは高価なのですが、有ると無いとでは大きな差があります。 いろいろ見てみましたが、夏はM8、M20、M17やM42などすばらしい眺めです。 |
散開星団 |
散開星団は、星ぼしが小さな針で突いたような点なので、見ていて気持ちいい眺めです。このアイピースにはずいぶん驚かされましたが散開星団など宇宙に浮いているオアシスの様に思えてきていつまでもボーっと眺めていたくなります。 |
銀河 |
M31、M33など渦巻いていました。大型の銀河はその大きさの割にはあまりよく見えないので、敬遠しがちですが、このアイピースは銀河の集まりなどを楽しむひとつ違った感覚があります。 |
トラス構造の欠点である鏡筒横からの迷光を遮断するためにトラスカバーを自作しました。
布地は、遮光率が99.99%の物を、アンマクヤ(http://attackya.co.jp/)から直接購入しました。
太陽を透かしてみても全く光を通している事が分らないので、なかなか優秀です。
また、布のカバーを安易に巻きつけるだけでは、鏡筒を傾けると布地のたるみが視野を狭めてしまいます。
垂れさがらないようにするには、上段と下段の筒の縛り方に少々苦労しました。
安易にトラスカバーを自作しようとは考えない方がよいかもしれません。
トラスカバーや8×50mmファインダーをつけるとどうしても筒先の方が重くなるため、
主鏡側に重りを追加してバランスをとらないと、低空で鏡筒が重力に負けて下を向いてしまいます。
はじめは、底全体に板を張り付けてそこにおもりを取り付けようかとも思いましたが、
主鏡セルが架台の底面を通過する際の隙間に余裕がないので今回作成した方法に考え直しました。
板中央は冷却ファンに触れないように削り、ウェイトはダンベル用の1.1kgを2枚紐で縛りつけています。
(この重さで、接眼レンズにNagler
Type5 31mm 重さ990gでバランスが取れます)
取り付けは、側面に切った溝に挟めるだけで簡単に取りつけられます。
ファインダーや2インチアイピースで少々重いものでもバランスが取れます。
また、主鏡の中心よりやや下に重心があるので、天頂を向いても接眼部の重さともバランスが良くなりました。
おもり一つだと最下点で中央にある横回転の中心ネジにぶつかりますが、
おもりを二つに分けて、架台中央のネジの突起もうまくかわすことができました。
望遠鏡を片付ける際に、このおもりをつけたまま移動していると、弾みで落ちてしまいますので注意が必要です。
フローリングに凹みをつけるくらい威力がありますので、足の上に落としたら怪我の元です。
記録というほど大げさなものではないですが、見たままをお知らせします。
<履歴>
2007/12/21 満月に近い月と雲に邪魔されて、結局月と火星のみ見ることとなりました。
2007/12/30 薄雲とシーングがひどい状態でしたが、とにかく見える天体を見続けました。
2008/01/01 雲間を狙っての星見でした。
2008/01/06 時々雲が流れてきますが、いままでで一番良く晴れましたが気温は-7℃でしたがそれ程寒さは感じない夜でした。
2008/02/09 晴れているが、薄く雲がかかっているかの様な霞んだ空模様で気温は-12℃でした。
2008/02/10 前日同様な霞んだ空模様で気温は-6℃でした。21時前には南から曇ってしまったので、早々と撤収しました。
2008/03/05 うす曇りが段々と厚くなって5cm望遠鏡では土星の姿もほとんど見えない状態でも土星の模様など見えていました。
2008/03/08 空がぼんやりしていて、相変わらずハッキリしない天気でした。
2008/03/18 月と土星を観察しました。
2008/03/29 夕方から準備したが曇ってしまい一旦は撤収しました。しかし、20時半にはまた晴れ始めたので改めて見ました。
2008/03/30 一日よい天気でした。夕方から望遠鏡を用意して夜20時頃から21時半までの一時間半銀河中心に見ました。
2008/09/27 曇ったり晴れたり変化の激しい夜でしたが、ナグラー31mmとルミコンOVフィルターを借りてLightBridge12で使ってみました。ナグラー31mm(Nagler Type5 31mm)は、広い82°の全視野で背景も暗く、見えている星はすべて点像でした。19mmのアイレリーフは、私のようにメガネをかけたままでも楽に覗けます。
2008/12/22 気温―12度で月も無かったが、僅かにうす雲がある様であまりすっきりしない天気でした。
2009/10/24 追分にまで出かけてみてきました。
² M1
住宅地の明るい空でも存在はわかりますが、フィラメントの構造までは見えません。暗い空で倍率を上げてOVフィルター通して見てみたいと思いました。(2008/1/1)
26mmで視点をずらしてみると、なんとなく佐渡島の形に見え、ナグラー7mmではひし形が少々歪いびつに見えました。(2008/1/8)
フィルターを取り替えるとその見かけの形が変わることを実感しました。ノーフィルターではやはり佐渡島のように見えます(2009/10/24)
² M4
26mmでみると、星ぼしがぱらっと散らばっていて、そこが心地よい見え方の散開星団です。(2008/2/9)
² M31
アンドロメダ座自体がよく見えない悪条件でしたが、おおよそ位置をレッドドットファインダーで合わせて彗星捜索の要領で導入しました。
外側の腕まで分離して見えませんでしたが中心部はしっかり見えます。シーングも悪くうす雲がかかっているコンディションの悪さではよく見えません(2007/12/30)
晴れていて、シーングもやや悪い感じの時には傍らにあるM32もその存在はハッキリと分りました。(2008/1/1)
広い全視野の端から端まで広がった様子が素晴らしい。お供M32とM110の二つの銀が同じ視野で見えているのも実視界の広さを物語っています。(2008/7/27)
² M32
この銀河はM31のすぐ側にあります。30cmだと直視しても楕円形がわかります。
(2007/12/30)
² M33
三角座とアンドロメダ座の間にある系外星雲ですが、付近に目印になる明るい星が無いので探すのも結構大変なのですがそこは、三角座の二つの星を底辺とした二等辺三角形の頂点あたりを彗星捜索のように探し視野内に入った瞬間にこれだと分ります。広さが目で見てわかる程度で思ったより見え方はよくありません。(2008/1/1)
驚きです。ナグラー31mmでみると、渦を巻いているのが分かりました。 (2008/7/27)
² M35
双子座の足もとにある散開星団です。双子座のカストル側の足もとをたどっていけば双眼鏡ではすぐに見つけられます。30cmで見るとそれぞれの星に色が付いていて暗めの星にさえ色が付いて見えるのは驚きでした。1998年に私は20cmシュミカセ(LX200)でスケッチをしていますが、30cmではこれを上回る量の星が見えてスケッチはちょっと無理と感じました。(2008/1/1)。
² M37
この散開星団は小口径の望遠鏡でも見て楽しめます。あたかも夜間に飛行機から見下ろした街明かりのような感じです。ただ30cmでは、より遠いところにある街を見ている様な感じがしました。それだけ暗い星々が見えるのだと思います。散開星団の多くは実際に見た方がはるかに良い対象だと改めて認識させられた思いです。(2008/1/1)
改めて、時間をかけてみていると、細かな星が集まっていて見ていて楽しい星団です。(2008/2/10)
² M42
視野内のほぼ半分くらいの大きさで星雲が見えました。トラペジウムも分離して見えます。
中心から羽を広げた様にのびるガスの広がりがハッキリと見えて気持ち良く見える対象です。
ガスの濃い部分が複雑に入り組んでいてなかなか見あきないものです。(2007/12/30)
26mmでは、羽を広げた姿がかなり広範である事がわかります。
ナグラー7mmでみると信じられないほど複雑な模様が見えていました。
やはり30cmともなると次元が違います。(2008/1/8)
ナグラー7mm+OVフィルターで見ると、バックの星雲は明暗がはっきりしたコントラストの模様となり、素晴らしい光景です。
反対にトラペジウムが殆ど目立たなく赤い点になりさがりギラギラした輝きは迫力無く見えました。
気温は−12℃まで下がると望遠鏡のアイピースもかなり冷えて、目を近づけすぎるとレンズが曇ってしまいます。
視野全体を見たいので離れすぎない位置に顔を固定するのは難しく結構大変でした。(2008/2/9)
ナグラー31mmとUHCフィルターの組み合わせで視野全体に渡ってのコントラストは上々で、視野周辺までピンポイントの星像は気持ちが良い。(2008/12/23)
² M43
ナグラー31mmとUHCフィルターの組み合わせでよく見えます。しかし、O-Vフィルターだと極端に見栄えが悪くなり、光っているガスの波長が少々違っているのだと思われます(2008/12/23)
² M45
26mmでは視野全体で丁度の大きさに見えます。この星団は若い星ばかりで色も同じものばかりです。
文句なく双眼鏡の方が面白く見られる天体ですね。 (2007/12/30)
ナグラー31mmで見ると全体が視野内に入りきる。ボツボツと明るい星がまばらに散らばっている感じがします。(2008/12/23)
² M51
二つの中心核が明るく、M51本体の方にはそらし目で大きな銀河が薄くもう一方の銀河まで続いているように見えました。 (2008/03/29)
² M65
しし座の後ろ足の途中にあります。楕円も少々細長に見えます。(2008/03/30)
² M66
しし座の後ろ足の途中にあります。楕円ですが、ややM65より丸い感じがします。M65、NGC3628と同一視野で見えます。(2008/03/30)
² M78
20cmだと二つの星があるように見えるこの星雲ですが、30cmでみると周りのガスの様子が識別できます。
見ていてあまり面白いところはありませんが、もっと空の暗い条件の良い日ならよく見えそうな予感がしました。(2007/12/30)
ナグラー31mmとUHCフィルターの組み合わせでよく見えます。後で写真を見てみると間違いなく明るい部分と暗い部分の明暗の差が見えていました。(2008/12/23)
² M81
丸みを帯びた楕円で中心核がはっきりとわかりました。
周囲の濃淡が腕のようにもみえました。(2008/03/08)
² M82
ゾウリムシを思わせるような細い楕円の銀河で、その複雑な内部構造がとても面白いです。(2008/03/08)
² M95
M96と同一視野に見えます。僅かに楕円に見えます。(2008/03/30)
² M96
M95と同一視野に見えます。M65,M66の方が見ていて面白いですね。(2008/03/30)
² M97
通称ふくろう星雲ですが、高度が低いこともあったため目玉の存在までは確認できませんでしたが面積のある丸い雲に見えました。(2008/1/6)
暗い空では、目玉の部分も見えました。(2009/10/24)
² M105
M95、M96と同一視野に見えます。存在がわかる程度です。(2008/03/30)
² M108
M97と同一視野にみえます。不規則な模様がみえます。(2009/10/24)
² M109
おおぐま座が段々と高度を上げてきたので、見やすい位置にみえてきました。
空が明るいせいか、ほとんど見えませんでした。(2008/2/10)
² M110
ナグラー31mmでM31,M32と共に同一視野に見えます。(2008/7/27)
² ペルセウス座の二重星団
26mmで視野内にちょうど良い大きさに見えます。(2008/02/10)
² NGC2024 木星状星雲 (オリオン三ツ星の左すぐそば)
自宅の空の明るいところで見えました。ナグラー31mmとUHCフィルターの組み合わせで存在がわかります。(2008/12/23)
² NGC2174-5 モンキー星雲
OVフィルターで比較的簡単に見えます。顔の真ん中にある星を中心にガスが丸く覆っているようすがわかります(2009/10/24)
² NGC3628
ナグラー31mmでM65,M66と同じ視野に入ります。しかし、高度が低いせいでみえませんでした(2009/10/24)
² NGC6960(白鳥座の網状星雲)
ナグラー31mmにルミコンOVフィルターの組み合わせでハッキリ見え、誰もが感動の声を上げていました。(2008/09/27)
² IC434 馬頭星雲
UHCフィルターで馬の頭の部分が見えました。40cmになると顔の形も黒く抜けて見えます。(2009/10/24)
² 土星
条件が良ければ驚くほどよく見える事があります。
カッシーニが土星本体の当たりまで伸びているのがわかるくらい良くみえました。
今日はそれほど良いシーングではありません。なんとか、カッシーニの空隙は見えました。(2008/03/29)
² 月
ToUCamにて直焦点撮影しました。(2008/03/18)
ピントが少々甘いのは試し撮りということでご勘弁ください。
画角が非常に狭く、月の動きのためドブソニアンでの撮影は、構図やピント合わせが難しいです。
ガッサンディ内部の構造は複雑で見ていて飽きることがありません。
根気良く見ていると、中央丘やクレータの淵にみえる影が時間と共に形を変えてくるのが分かります。
しかし、30cmともなると非常にまぶしいので減光用のフィルターが欲しいです。