ピント合わせの奥の手

自作 バーティノフ・マスク

バーティノフ・マスクを知っているだろうか。

このマスクは、明るい星の基線を調節することで、ピント合わせが簡単にすぐできてしまう。私の様に乱視でピント合わせに苦労している人お勧めだ。

2011212

作り方は簡単である。
私は、ダンボールにパターンを写し、カッターで切り取った。簡単とは言え、およそ半日かけて型を切り抜いた。望遠鏡の先端の外形に合わせてダンボール
2cm幅で帯にしたものをガムテープで巻いてピッタリはめ込むようにした。

(ネット上にこのマスクを提供してくれるサイトがある。
私は
ココから入手した。焦点距離、口径、縁取りなど入力して、そこからパターンをダウンロードし、印刷して使用する。中にはOHPに印刷している人もいるが、それも一長一短である。)

間隔もまちまちで、毛羽立った切り口は変な影響があるかもと心配したが、実際は問題はなかった。

ただ、パターンの中心と、スパイダーの中心はしっかりと合わせたほうがよい。

この写真はおおいぬ座のシリウスを、自作バーティノフマスクをつけてToUCam Pro にて撮影した。評判どおり見やすく、わかりやすい。しかも、非常にピントが正確だ。自作が面倒な人は、市販品も国際光器や、協栄産業などで手に入るのでそこから購入するのも良いだろう。

これ程便利なマスクは、是非あったほうが良い。

2011-02-12

Kenko SE250NCR

EM200-USD

ToUCam Pro 1/8s 46コマ合成

この写真の様に、真横に伸びている光が斜めのクロスしている線と、中心に合っていればピントが合っている状態である

バーティノフ・マスクの自作