2009年の正月に、ポケットに入れて何処でも持っていってもかさ張らないコンパクトなデジカメをメーカーにも拘らず、ヨドバシカメラやヤマダ電機でいろいろ触ってみては延々と時間を費やして悩み抜いたあげくに、Panasonic DMC-LX3を購入しました。
迷ったのには理由がありました。
コンパクトデジカメの中でも5万円代とかなり高いのと、最高感度はISO3200までしか設定がなく、他のカメラでは最高ISO12800まであるものもあったりして、素人考えで感度に難があるのかと思いました。(結局危惧でしたが)
店員の話では高感度として実用的なのはせいぜいISO800までで、それ以上の感度ではノイズが気になりあまり実用的ではないと教えてもらいました。今のコンパクトカメラは、結局不快なノイズを含まないようにする為にISO感度を低くして撮影する方が良いのだそうです。
高感度を本当に必要とするなら、デジタル一眼を検討した方が安全との指摘もうけました。
三脚に固定し、シーン設定だけで星空は簡単に撮影できます。
2010年11月4日 19時29分06秒 より ISO80にて60秒露出 絞り値F2.0 撮影モード 星空
2010年11月4日 19時03分51秒 より ISO80にて60秒露出 絞り値F2.0 撮影モード 星空
ズーム端60mm(35mm判換算) |
ワイド端 24mm(35mm判換算) |
上:AF 中:クローズアップAF 下:MF |
画像のアスペクト比の調整 |
あらためてこのカメラのデザインは昔のハーフサイズと呼ばれた二眼レフカメラに似ています。
機能的にみても、カメラ本体の外側にいろいろスイッチがあり、モードやフォーカスの方法、そしてアスペクト比の切り替え操作が楽にできます。
特にフラッシュは外からボタン操作でのみ発光するのは、発表会などで意図せずフラッシュ撮影してしまう失敗はなくなりました。
実際に夜の通りで写してみました。
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絞り:f/4.5 露出:6秒 ISO:80 ・三脚固定による撮影 |
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絞り:f/2 露出:1/10秒 ISO:800 ・手持ちで撮影 手振れ補正が利いている ことがわかります。 |
撮影の状態は最悪でしたが、コンパクトデジカメを使って望遠鏡で撮影するには定番の月の撮影に手持ちで挑戦してみました。
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↑ うす曇で且つかなり低空の月を30cmドブソニアン + ナグラー31mmアイピースを使って、寒さで震えながら手持ちのコリメート撮影の月です。 ↓ |
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絞り:f/4.5 露出:1/80秒 ISO:100 ・中央をトリミング |
やっと晴れましたがうす曇の中でのルーリン彗星を撮影しました↓
ルーリン彗星 2009.2.24 1:17 中央部をトリミング |
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ルーリン彗星 2009.2.24 1:17 三脚に固定撮影にて、 ISO-80 F2.8 露出30s 35mm換算60mm |