テキスト ボックス: 今回は、キノコ(ナグラー31mm)のような、重いアイピースにも耐えられるようにすることと、覗く目線を高くしてみる姿勢が楽にする2点を踏まえて改造をしました。
このドブソニアンには、重い2インチのアイピースが使えない事や、見るときの視線の位置が中途半端な高さになる欠点がありました。とにかく、2インチ接眼部分を紙筒からクレイフォードへ替えました。
低倍率で街中の使用に耐えることが重要なので。主鏡の直径が15cmなのに対し、鏡筒内径を20cmと太くして更に深めの絞りを鏡筒内に設置しています。
実際に街中で覗いてみても、迷光の影響を低く抑えている事が感じられます。
さらに、今回は架台の高さを20cm高くして見やすい位置となる様に改造しました。そして、鏡筒が主鏡側へスライドするので重いアイピースでもバランスが取れます。ただ、ナグラー31mmを使用すると斜鏡の陰と、周辺のコマが若干気になります。その反面、ミードの2インチSP26mmでは、周辺のコマも割と少なく、余裕でオリオン座の三ツ星がすっぽり入る実視界が得られ、相性良い組み合わせになりました。覗く姿勢も楽になり、費用は13,000円程度かかりましたが、満足しています。
テキスト ボックス: 1997年から使用していたドブソニアン(15cmニュートン)の架台と接眼部分を改造をしました。
 この望遠鏡は最初から、街中の使用に耐えられる事を目標に作りました。
たとえば、ニュートン反射望遠鏡では珍しい筒内の遮光絞りがあり、接眼部分より長めの鏡筒でフード的な役割があったりしまテキスト ボックス: す。この鏡筒のよいところはそのまま流用し使いやすさを追求しました。
改造前の記事はこちらにあります。

15cmドブソニアンのマイナーチェンジ

15cmドブのリニューアル

201055

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ハイライト:

· クレイフォード接眼部

· 見やすく架台を高く変更

· 2インチアイピースの重さ対策

テキスト ボックス: なかはら@ほーむ
2010年改造後の15cmドブソニアン