構造力学偏

 力の釣り合いから支点反力を求める


 静定ばり

    単純はり、片持ちはり、ゲルバーはり
    静定ラーメン


 断面力とはりの変形

せん断力を積分すると曲げモーメントになる。曲げモーメントを積分するとたわみ角になる。たわみ角を積分するとたわみになる。積分定数は境界条件から求まる。
弾性体と仮定して微小変形を求めている。弾性体とは、フックの法則(力とひずみが線形関係になる)が成り立つ物質をいう。


 断面設計

材料 コンクリート、鉄筋、鉄骨
断面の性質
  断面積、重心、断面2次モーメント等
  コンクリートは引っ張りに弱いので、鉄筋や鉄骨で引っ張り力を負担するように設計する。
鉄筋コンクリート構造
  断面に作用する応力には、圧縮と引っ張りがある。圧縮はコンクリート、引っ張りは鉄筋で負担する。
  断面形は、長方形、I型、T型などがある。


 応用例

    建物、土留め、よう壁、橋梁等の設計に用いられる。

 長柱の座屈

    細長い柱に中心圧縮力が作用する場合、柱は単に縮むだけで生じる応力度を検討するだけで足りた。しかし、柱は曲がった状態でも釣り合いを保つ。
    Eulerの座屈理論 弾性座屈

不静定問題

仮想仕事の原理とカスチリアーノの定理というものが出てくる。未知数が多く、静定ではない場合の解法。