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![]() ![]() 4.測定技術 4.1 デジタルとアナログノギス デジタル式は明確に数値を読み取る事が出来ます。 アナログ式は、本尺とバーニヤ(副尺)の縦線との合わせで神経を使い、視線を集中するので目が疲れたりします。 最小読み取り値を、デジタル式で0.01、バーニヤ式で0.05(39ミリを20等分)とすると、デジタル式のほうが測定精度が高とみるのが通常です。 ただし、正しい測定方法が前提になります。 しっかりメンテナンスをされている場合でも、板物の測定なら外側ジョウの測定面としっかり密着しているのか、内径なら内径用ジョウの測定面が正しく接しているのか、また内幅を測定する場合でも、最小幅に正しく接しているのか、深さ測定でデプスバーを使う場合、深さ測定面が正しく密着しているのか等測定時に測定面に接触する又は滑らせた時に指に伝わる微小な振動及び測定圧などの感触を感じ取る等の総合的な測定技術を要します。 デジタル、バーニヤ式でも同じですが、総合誤差というのがあり、おおむね150ミリのノギスで0.05と見たほうがよいかと思います。ノギスのデップスを使用した深さ測定ですが、深さ測定面を正しく合わせるのが通常のノギスでは難しいので、複数回測定して近似値を使ったりします。
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