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2.使用方法
2.2-1/3 ノギス
(下図参照)
1)種類
ア.M1形(下図参照)
  このノギスはモーゼル形といい、外測・内測・深さの測定が出来一般的に使用されています。目盛は19ミリを20等分してあり、最小測定単位は0.05ミリです(下図参照)。
 

    備考 本尺と副尺の目盛り線が一致又は一番近い所がコンマ或いは百分台(0.05)の読みとり値になります。読みとり方はここも参照して下さいね。

読み取りする時は目盛り正面から見るようにして下さい(下イラスト参照)
   左図右のように本尺とバーニヤに段差があるため、斜めから目盛りを読むと誤差が生じる。従って正面から読みとるのが正しいです。
※このM1にスライダの微動送りがついたのがM2となります。

イ.CM形
モーゼル形で下図のように微動送りネジがついており目盛り合わせが容易に出来ますのでパス合わせ等に便利がいいです。
 
測定は下側のジョウの内面が外側測定面でジョウの外側のが内側測定用となっています。
内側の場合はその幅以下の小径は測定出来ず測定可能の場合でもその幅だけプラスしなければいけません。
外側用と内側用別々に副尺がついているノギスもありますので注意してください。

備考 CB形(ブラウンシャープ)もありますがスライダの形状と副尺の目盛りの割り振りが違うだけと思ってもらってかまいません。
   なおCM・CB共ディプスバーがついていません。

ウ.ディプスノギス
 

2)使い方

ア.M形ノギス 
・外側を測定する場合
 

・内幅を測定する場合
 

・内径測定
 

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      著者:なつお natuo.com
      

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