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2.加工 
NO 31-1/2.ローラバニシングの穴拡大加工
31.ローラーバニシングの穴拡大加工
 鏡面仕上げが可能といわれる工具で穴を拡大し、その精度を調べました。

1.条件
 使用工具=某社ローラーバニシング
 使用機械=横MC
 切削液=油性
 被削材=FCと同等の鋳物
 加工径=35
 加工代=φ0.02(拡大代)
 工具径=40.05(説明書どおりマイクロメータで直接測定)
 工具回転数=500
 送り=原則F150(他)
 
2.穴径
 

2.1 
2.2 データ
 
※入り口と出口が大きくなる傾向にある。送りが遅いF45では中央部の穴径が小さくなった。これはローラーが前進したことでマンドレ
 ルのテーパ分だけ縮小した為のようです。
 送りは推奨値に合わせた方が安定するようです。

3.穴内側の真直具合
3.1 測定状況
穴内面を0.001ピックでなぞるようにして測定しました。
 

3.2 測定結果
 
     ※端面から1ミリ入った位置、このデータでは0.5前後が+0.02前後にになっており、上記2.2のデータと近似する。

4.位置口端面の盛り上がり
4.1 測定状況 
 
※測定結果は次ページの2/2にあります。

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