なつおさん お世話になっております。
今日は段落ちの箇所にあるザグリについてお伺い したい事があります。
先日、客先の図面で「3-Φ9キリΦ15ザグリ深8.6」 の指定の図面が来ました・・・・
ですが、ザグリの指定がある箇所は、製品の上面からの箇所と その上面から3mm落ちた箇所とでわかれております。
この場合、製品の上面から8.6の深さで加工して宜しいものなのでしょうか? それとも、それぞれザグリの加工がある箇所の上面から加工するべきなのでしょうか?(例えば、3mm段落ちの箇所なら、段落ちの所から深さ8.6の加工をする)
この場合、段落ちの箇所のザグリには特に別指定は無いものとします。
因みに私は、特に別指定が無いのであれば「図面の見方」として 製品の上面から8.6で良いと判断しているのですが、その辺は客先に 確認すべきかと思います。ですが、あくまでも「図面の見方」として 解釈するのであれば、どちらが正しいのでしょうか?? 製図のルールではどうなっているのか教えていただきたいと思います。
長文になってしまい、中々要点がつかめないと思いますが 咀嚼していただいて、ご教授いただければ幸いに存じます。
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1206.Re: 段落ちの箇所にあるザグリについて
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名前:なつお 日付:2014/3/12(水) 23:7
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もけけさん こんばんは
>製図のルールではどうなっているのか教えていただきたいと思います。 製図関係での穴の個数表記は、同じ面(面がつながっている状態)の場合で説明しています。
大手メーカさんの複数の図面を見ていますが、段差ある面に明ける穴で
>先日、客先の図面で「3-Φ9キリΦ15ザグリ深8.6」 のような感じに表現されただけの図面は見た事がありません。
通常段差ある面に、同じ穴形状同じ深さの穴がある場合、一か所を断面図で示し、この形状はk印の何か所と示され、 段差ある別の面の穴にもk印の記号が付記されていますので、各々段差ある面からの深さだというのがわかります。
>この場合、製品の上面から8.6の深さで加工して宜しいものなのでしょうか? >それとも、それぞれザグリの加工がある箇所の上面から加工するべきなのでしょうか? 一般的に、同一面で個数を指示しますので、段差ある場合この時点で?になります。 うちの場合、迷わず問い合わせをします。
何がしかの理由で問い合わせが出来ない場合は、 1)設計者の意図が、段落ちの面からでも深さ8.6で、加工側が段落ち部も製品上面から8.6と解釈した場合は、 後から追加工で良品になります。
2)設計者の意図が、段落ちの所も上面からの深さとした場合、加工側が段落ち部もその面から深さ8.6と解釈して 加工すると不良品になります。
リスクを考慮すると、上記1)で加工する、になりますが、問い合わせした方が宜しいかと思います。
>製図のルールではどうなっているのか教えていただきたいと思います。 原則、あいまいさが生じないように製図する事になっていると思いますが、設計者も人ですから思い込み等の ヒューマンエラーがあります。疑問を生じたら確認の意味で問い合わせしたほうが宜しいかと思います。
PS ちなみに、いままでA0サイズの図面を数えきれないくら読図していますが、一度も問い合わせしなかった 図面は1枚もありません。手元に新規の図面が来たら問い合わせするのがうちの場合通常の業務となっています。
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