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9.関数電卓(三角関数)の活用(1/4)
 ここでは傾いた穴位置、又は接点・交点等の計算に便利な三角関数の説明したいと思います。
※電卓の基本的な練習は関数電卓で三角関数を練習する。

1 通常の電卓で計算できるもの
1.1 図面例
 

1.2 各基準点からの座標出しの計算例

1)穴AのC位置=200+100+60=360(X方向)
  穴AのB位置=65+80=145(Y方向)
※これは単純に足し算でいいですね。     

2.通常の電卓では計算出来ないもの
2.1 図面例

 

2.2 計算出来ない穴

 穴AとEは単純に計算できますが、B・C・Dが足算だけでは出来そうもありません。
※下表のような三角関数表 というものを使えば出来ますが、最近は殆ど見かけないと思います。この場合、ルートとかラジアン、または本題の三角関数を使用します。
 
     
2.3 実際の計算
 それでは上記2の2.1にあるX1~3Y1~3の長さ計算して出しましょう。
※ 三角関数ってどうやって計算するの?、という方はこちらでまず勉強しまししょう。

1)見易いように直角三角形を描く
 

2)直角三角形の45度以下の所をθとして角度を入れる。
 
一寸分かりにくいですが①②③と三つの直角三角形が出来ましたね。
これを下図のように分かりやすくします。

3)直角三角形を個々に描く。
 
※③は左右反対にして90度時計方向に回転させると①と同じになりますので計算の対象からはずします。

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