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幾何公差
4.-3/3 普通幾何公差
f.かどのエッジの幾何公差
 普通寸法公差他資料の、22.機械加工部品のエッジ品質及びその等級(JIS B 0721-2004)の4、機能するかどのエッジの幾何公差参照。

3)図面上の指示 
 図面の表題欄の中又はその付近に等級と並べて指示する。


 JIS B 0419-K

普通幾何公差+普通寸法公差の場合
 JIS B 0419-mK

図面例(参考)
 

普通公差 JIS B 0419-mHが適用された(
赤色部)図面。

                     正  面  図
 

             左 側 面 図
    普通公差を具体的に記入すると、赤色の二点鎖線で示す公差記入枠・幾何特性記号・公差値・データム等になります。

この場合、加工精度はJISB0419-mHに等しいか、又はそれより良い通常の加工精度をもつ工場で機械加工する事によって自動的に満足され、一般的には検査は要求されない。

※製図側は1行で多くの加工部に制限を加える事が出来ますから重宝するかと思いますが、加工現場的には個々に幾何公差を記入していただいた方が確実なチェックがしやすくなります。
PS この普通幾何公差は、図面に「JISB0419-K」等の記載がない限り、その図面に普通幾何許容差は適用されないと思った
   ほうがいいです。

   ちなみにJISB0405-1991の普通公差も図面に「JISB0405-m」と指示するようになっていますが、特に記載されなくても
  この普通公差は多くの加工現場に浸透しているので、公差のないところは普通公差の中級を当てはめるのが常識になっている
  ようです。
  ※メーカ個別の規格もある場合もありますので注意して下さい。


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