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幾何公差
4.-2/3 普通幾何公差
b.直角度
 直角を形成する二辺のうち長い方の辺をデータムとする。二つの辺が等しい呼び長さの場合には、いずれの辺をデータムとしてよい。
直角度の普通公差(単位mm)

公差等級

 短 い 方 の 辺 の 呼 び 長 さ の 区 分

100以下

100を超え

300を超え

1000を超え

300以下

1000以下

3000以下

直 角 度 公 差

0.2

0.3

0.4

0.5

0.4

0.6

0.8

0.6

1.5


c.対称度
 二つの形体のうち長い方をデータムとする。これらの形体が等しい呼び長さの場合には、いずれの形体をデータムとしてもよい。
対称度の普通公差は、次の場合に適用する(下図参照)。
・少なくても二つの形体の一つが中心平面をもつとき。
・二つの形体の軸線が互いに直角であるとき。

附属書B5(参考)
対称度の普通公差の例

データム:長い方の形体(L2)
 

データム:長い方の形体(L1)
 

データム:長い方の形体(L2)
 

データム:長い方の形体(L1)
 

対称度の普通公差(単位mm)

公差等級

呼 び 長 さ の 区 分

100以下

100を超え

300を超え

1000を超え

300以下

1000以下

3000以下

対 称 度 公 差

0.5

0.6

0.8

0.6

1.5


d.同軸度
 同軸度の普通公差は規定しない。

ただし、同軸度は、半径方向の円周振れが同軸度と真円度とからなるので、極端は場合には、下表の「円周振れの普通公差」の円周振れ公差の値と同じ大きさでよい。

 円周振れの普通公差(
参考

公差等級

円周振れ公差

0.1

0.2

0.5


e.円周振れ
 円周振れの普通公差に対しては、図面上ひ支持面が指定されている場合には、その面をデータムとする。
支持面が指定されていない場合には、半径方向の円周振れに対して、二つの形体のうち長い方をデータムとする。
二つの形体の呼び長さが等しい場合には、いずれの形体をデータムとしてよい。

円周振れの普通公差(単位mm)

公差等級

円周振れ公差

0.1

0.2

0.5


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