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![]() ![]() 9.-1/3 JIS B 0001:2019 11 寸法記入方法:11.6 寸法補助記号 11.6 寸法補助記号 11.6.1 寸法補助記号の種類 寸法補助記号の種類及びその呼び方は、表7による。
11.6.2 半径の表し方 半径の表し方は、次による。 a) 半径の寸法は、半径の記号“R”を寸法数値の前に寸法数値と同じ文字高さで記入する[図132 a)参照]。ただし、半径を示す寸法線を円弧の中心まで引く場合には、この記号を省略してもよい[図132 b)参照]。
b) 円弧の半径を示す寸法線には、円弧の側にだけ矢印を付け、中心の側には付けない(図133参照)。 なお、矢印及び寸法数値を記入する余地がないときには、図133のc)及びd)の例による。
c) 半径の寸法を指示するために円弧の中心の位置を示す必要がある場合には、十字又は黒丸でその位置を示す[図134 a)及び図157 a)参照]。 d) 円弧の半径が大きくて、その中心の位置を示す必要がある場合に、紙面などの制約があるときは、その半径の寸法線を折り曲げてもよい。この場合、寸法線の矢印の付いた部分は、正しい中心の位置に向いていなければならない[図134 a)参照]。また、引出線につないだ参照線の上側の寸法数値を、下側には円弧の中心位置をX、Y及びZの座標値で表してもよい[図134 b)参照]。この場合も、引出線は円弧の中心に向いていなければならない。
e) 同一中心をもつ半径は、長さ寸法と同様に、累進寸法法を用いて記入してもよい(図135参照)。
f) 実形を示していな投影図形に実際の半径を指示す場合には、寸法数値の前に“実R”(図136参照)の文字記号を、展開した状態の半径を指示する場合には、“展開R”(図137参照)の文字記号を数値の前へ記入する。
g) 半径の寸法が他の寸法から導かれる場合は、半径を示す寸法線及び数値なしの記号又は半径を示す寸法線及び数値ありの半径記号を、参考寸法として記入するのがよい(図138参照)。
h) かどの丸み、隅の丸みなどにコントロール半径を要求する場合には、半径数値の前に記号“CR”を記入する(図139参照)。
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