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14. JIS B 0001:2010 12 外形図の寸法の表し方 13 照合番号 14 図面の修正・変更 参考文献
12 外形図の表し方
 外形図は、横方向、奥行き方向及び高さ方向の寸法並びに据付け・取付けに必要な寸法を指示する(図192参照)。
 図192-外形図の寸法の指示例


13 照合番号
 照合番号は、次による。
a) 照合番号は、通常、数字を用いる。
  組立図の中の部品に対して、別に製作図がある場合には、照合番号の代わりにその図面番号を記入してもよい。

b) 照合番号は、次のいずれかによるのがよい。
 1) 組立の順序に従う。
 2) 構成部品の重要度に従う。
    例 部分組立図、主要部品、小物部品、その他の順
 3) その他、根拠のある順序に従う。

c) 照合番号を図面に記入する方法は、次による。
 1) 照合番号は、明確に区別できる文字を用いるか、文字を円で囲んで示す。
 2) 照合番号は、対象とする図形に引出線で結んで記入するのがよい(図193参照)。
 3) 画面を見やすくするために、照合番号を縦又は横に並べて記入することが望ましい。

 図193-照合番号の記入例


14 図面の訂正・変更
 正式出図後に図面の内容を訂正・変更する場合には、訂正又は変更箇所に適切な記号を付記し、訂正又は変更前の図形(図194参照)、寸法等は判読できるように適切に保存する(図195参照)。この場合、訂正又は変更事由、氏名、年月日などを明記して図面管理部署へ届け出る。
  注記 変更には、追記も含む。

 図194-形状の追加変更例

                             

 図195-寸法の変更例

                             


 参考文献

[1] JIS B 0024 製図-公差表示方式の基本原則
[2] JIS B 0405 普通公差-第1部:個々に公差の指示がない長さ寸法及び角度寸法に対する公差。
[3] JIS B 0672-1 製品の幾何特性仕様(GPS)-形体-第一部:一般用語及び定義
[4] JIS B 0680 製品の幾何特性仕様(GPS)-製品の幾何特性仕様及び検証に用いる標準温度

[5] JIS Z 8313-0 製図-文字-第0部:通則
[6] JIS Z 8313-1 製図-文字-第1部:ローマ字、数字及び記号
[7] JIS Z 8313-10 製図-文字-第10部:平仮名、片仮名及び漢字
[8] JIS Z 8316 製図-図形の表し方の原則

[9] ISO 129-1 Technical drawings-Indication of dimensions and tolerances-Part 1:General principles

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