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12.-1/2 JIS B 0001:2010 11 寸法記入方法:11.9 鋼構造物などの寸法表示 11.10 薄肉部の表し方 11.11 加工処理範囲の表示
11.9 鋼構造物などの寸法表示
 鋼構造物などの寸法表示は、次による。
a) 鋼構造物などの鋼構線図で格点間の寸法を表す必要がある場合には、その寸法は部材を示す線に沿って直接記入する
  (図183参照)。
b) 鋼構線図には、部材を示す線は重心線であることを明記するのがよい
   なお、格点とは、鋼構線図において、部材の重心線の交点をいう。
 図183-鋼構線図の寸法指示例

                                                             

c) 形鋼、鋼管、角鋼などの寸法は、表9の表示方法によって、それぞれの図形に沿って記入することができる(図184参照)。
   なお、不等辺山形鋼などを指示する場合には、その辺がどのように置かれているかをはっきりさせるために、図に表れている
  辺の寸法を記入する。


 図184-形鋼への寸法指示例

    

 表9-形鋼の表示方法

種 類

断面形状 表示方法    種 類 断面形状 表示方法
 等辺山形鋼 A×B×t-L    軽Z形鋼 H×A×B×t-L
 不等辺山形鋼 A×B×t-L    リップ溝形鋼 H×A×C×t-L

 不等辺不等厚
 山形鋼

A×B×t1×t2-L    リップZ形鋼 H×A×C×t-L
 I 形鋼 H×B×t-L    ハット形鋼 H×A×B×t-L
 溝形鋼 H×B×t1×t2-L    丸鋼(普通)  φA-L
 球平形鋼 A×t-L    鋼管  φA×t-L
 T形鋼 B×H×t1×t2-L    角鋼管 A×B×t-L
 H形鋼 H×A×t1×t2-L    角鋼 A-L
 軽溝形鋼 H×A×B×t-L    平鋼 B×A-L

 注記 L は、長さを表す。


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12.-1/2 JIS B 0001:2010 11 寸法記入方法:11.9 鋼構造物などの寸法表示 11.10 薄肉部の表し方 11.11 加工処理範囲の表示
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