11.-2/2 JIS B 0001:2010 11 寸法記入方法:11.8 キー溝の表し方
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図177-円すい穴のキー溝の指示例 |
11.8.5 円筒軸の複数のキー溝の表し方 円筒軸の複数の同一寸法のキー溝は、一つのキー溝の寸法を指示し、別のキー溝にその個数を指示する(図178参照)。
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図178-複数の同一寸法のキー溝の寸法指示例 |
11.8.6 円筒軸の止め輪溝の表し方 円筒軸に設ける止め輪溝は、溝幅及び溝底の直径を指示する(図179参照)。

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図179-止め輪溝の寸法指示例 |
11.8.7 円筒穴の止め輪溝の表し方 円筒穴に設ける止め輪溝は、溝幅及び溝底の直径を指示する(図180参照)。
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図180-穴に対する止め輪溝の寸法指示例 |
11.8.8 こう配の表し方 こう配は、こう配をもつ形体の近くに、JIS B 0028に基づいて、参照線を用いて指示する。参照線は水平に引き、引出線を用いて形体の外形と結び、こう配の向きを示す図記号を、こう配の方向と一致させて描く(図181参照)。
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図181-こう配の指示例 |
11.8.9 テーパの表し方 テーパは、テーパをもつ形体の近くに、JIS B 0028に基づいて、参照線を用いて指示する。参照線はテーパをもつ形体の中心線に平行に引き、引出線を用いて形体の外形と結ぶ。ただし、テーパ比と向きを特に明らかに示す必要がある場合には、テーパの向きを示す図記号を、テーパの方向と一致させて描く(図182参照)。
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図182-テーパの指示例
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●11.-2/2 JIS B 0001:2010 11 寸法記入方法:11.8 キー溝の表し方
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