用途による名称
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線の種類e)
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線の用途
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図6の 照合番号
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外形線
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太い実践
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対象物の見える部分の形状を表すのに用いる
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1.1
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寸法線
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細い実践
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寸法記入に用いる。
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2.1
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寸法補助線
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寸法を記入するために図形から引き出すのに用い る。
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2.2
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引出線(参照線を 含 む)
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記述・記号などを示すために引出すのに用いる。
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2.3
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回転断面線
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図形内にその部分の切り口を90°回転して表すの に用いる。
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2.4
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中心線
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図形に中心線を簡素化して表すのに用いる。
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2.5
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水準面線a)
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水面、液面などの位置を表すのに用いる。
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2.6
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かくれ線
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細い破線又 は太い破線
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対象物の見えない部分の形状を表すのに用いる。
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3.1
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ミシン目線
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跳び破線
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布、皮、シート材の縫い目を表すのに用いる。
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3.2
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連結線
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点線
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制御機器の内部リンク、開閉機器の連動動作などを 表すのに用いる。
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3.3
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中心線
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細い一点鎖線
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a) 図形の中心を表すのに用いる。 b) 中心が移動する中心軌跡を表すのに用いる。
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4.1 4.2
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基準線
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特に位置決定のよりどころであることを明示するのに 用いる。
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4.3
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ピッチ線
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繰り返し図形のピッチをとる基準を表すのに用いる。
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4.4
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特殊指定線
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太い一点鎖線
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特殊な加工を施す部分など特別な要求事項を適用 すべき範囲を表すのに用いる。
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5.1
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想像線b)
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細い二点鎖線
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a) 隣接部分を参考に表すのに用いる。
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6.1
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b) 工具、ジグなどの位置を参考に示すのに用いる。
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6.2
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c) 可動部分を、移動中に特定の位置又は移動の限 界の位置で表すのに用いる。
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6.3
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d) 加工前又は加工後の形状を表すのに用いる。
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6.4
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e) 繰り返しを示すのに用いる。
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6.5
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f) 図示された断面の手前にある部分を表すのに用 いる。
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6.6
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重心線
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断面の重心を連ねた線を表すのに用いる。
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6.7
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光軸線
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レンズを通過する光軸を示す線を表すのに用いる。
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6.8
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パイプライン、配線、 囲い込み線
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一点短鎖線
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水、油、蒸気、上・下水道などの配管経路を表すの に用いる。
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6.9
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二点短鎖線
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三点短鎖線
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一点長鎖線
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水、油、蒸気、電源部、増幅部などを区別するのに、 線で囲い込んで、ある機能を示すのに用いる。
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6.10
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二点長鎖線
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三点長鎖線
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一点二短鎖線
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二点二短鎖線
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水、油、蒸気などの配管経路を表すのに用いる。
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6.11
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三点二短鎖線
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破断線
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不規則な波形 の細い実践又 はジグザグ線
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対象物の一部を破った境界、又は一部を取り去った 境界を表すのに用いる。
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7.1
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切断線
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細い一点鎖線 で、端部及び方 向の変わる部 分を太くした線d)
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断面図を描く場合、その断面位置を対応する図に表 すのに用いる。
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8.1
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ハッチンブ
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細い実践で、規 則的に並べたも の
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図形の限定された特定の部分を他の部分と区別す るのに用いる。例えば、断面図の切り口を示す。
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9.1
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特殊な用途の線
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細い実践
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a) 外形線及びかくれ線の延長を表すのに用いる。
b) 平面であることをX字状の2本の線で示すのに用 いる。 c) 位置を明示又は説明するのに用いる。
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10.1
10.2
10.3
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極太の実践
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圧延鋼板、ガラスなどの薄肉部の単線図示をするの に用いる。
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注a) JIS Z 8316 には、規定されていない。 b) 想像線は、投影法上では図形に現れないが、便宜上必要な形状を示すのに用いる。また、機能上・加工上の理解を助け るために、図形を補助的に示すためにも用いる。(例えば、継電器による断続関係付け) c) その他の線の種類は、JIS Z 8312又はJIS Z 8321によるのがよい。 d) 他の用途と混同のおそれがない場合には、端部及び方向の変わる部分を太い線にする必要はない。
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