想い出の面チラシと肩のすり傷
あの頃の私は夏の祭りシーズンになると
カメラ片手に 神輿を追っかけてました
ちょうどそのころ
千葉の鳶の棟梁の会社へ出仕事で通ってまして
この写真の職人さんに面チラシを彫りはじめたのです
それは黒墨もおわって 色に入るころでした、
さあ彫はじめましょうか と 思ったら?
右肩が腫れあがって 赤く皮がむけていました
お? 頑張ったのだなあ と思い
すごいですねえ かついだんですかあ って言いましたら
?えっ?はあ まあ・・って 気のない返事で・・・
どこで担いだんですか?
ええ? 千葉ですけど・・・
そうですかあ 何時間担いだらこんなに腫れるんですかぁ
はあ いちんちじゅう担いでましたよ・・・
よかですねえ
この季節は千葉もシーズンですよねえ・・・
はあ
どこの神社だったんですか?
え?じ・・じんじゃって? なんすか?
あれ? 担いだんでしょ? 御神輿・・肩が腫れてますよ・・・
え? いや? 自分が担いだのは現場で・・足場パイプを一日中・・・
あっ す すんまっせーん 自分はてっきり御神輿を・・・・てな会話がありました。