東京都内映画館の年表

手元の資料で楽に調べられる範囲で東京都内の映画館の年表を作ってみました。資料が明らかなロードショー館、 封切館中心です。今後少しづつ充実させていきたいと考えています。

元になった資料は表の下にまとめてあります。本当はいつ消えてしまうかもわからないウェッブ上の データは使いたくなかったのですが、そうはいきませんでした。資料により違うものがあり困りましたが、適当に判断させていただきました。 例えば昭和30年の帝劇でのシネラマ公開は[4]では1月5日であるのに対し、[8]では1月4日となっており、この場合、当事者(東宝) の資料に従いました。

月日出来事開館番組、閉館番組等根拠
1903年(明治36年) 10月 浅草電気館、初の活動写真常設館として発足 [1]
1912年(大正元年) 9月10日 日本活動写真株式会社創立。16館を直営にする [1]
1920年(大正9年) 5月 新宿に武蔵野館 開館 [9]
1921年(大正10年) 1月 松竹 金春館(銀座)を初の直営館とする [1]
1927年(昭和2年) 4月 パラマウント支社、丸の内邦楽座を直営にする [2]
1928年(昭和3年) 12月 武蔵野館、現在地に移転、洋画専門館に [9]
1929年(昭和4年) 5月9日 武蔵野館にて、アメリカ・トーキーを日本初封切り 「進軍」「南海の唄」 [2]
1931年(昭和6年) 8月1日 国産初の本格トーキー、帝国劇場にて公開 「マダムと女房」 [2]
1934年(昭和9年) 1月 日本劇場開館 [2]
2月1日 日比谷映画劇場、開場 「南の哀愁」、「ウヰンナ・ワルツ」 [7]
6月1日 松竹、丸の内邦楽座を直営にし丸の内松竹劇場に改名 [2][10][16]
1935年(昭和10年) 3月14日 日本劇場が東宝直営になる 「坊ちゃん」、「キャラバン」 [2]
6月7日 有楽座開場 演劇劇場として [7][8]
1936年(昭和11年) 11月3日 渋谷東横映画劇場(後の渋谷東宝劇場)開館 [10]
1937年(昭和12年) 7 月 丸の内松竹劇場が国際ニュース劇場となる。翌年6月まで。 [16]
7月 新宿映画劇場(後の新宿文化劇場)開館 [10]
1939年(昭和14年) 12月30日 丸の内松竹劇場が改装オープン、名前が邦楽座に戻る [16]
1944年(昭和19年) 3月5日 日劇有楽座、東宝劇場等閉鎖 [8]
4月10日 有楽座帝国劇場、東京都防衛局に賃貸 [8]
5月 日劇、東宝劇場、風船爆弾工場になる [8]
1945年(昭和20年) 11月 有楽座日劇 再開場 [8]
1946年(昭和21年) テアトル銀座、開館 「我が心の歌」 [11]
12月 スバル座開館 [12]
9月 邦楽座が米軍に接収、ピカデリー劇場に改称される。 [16]
1947年(昭和22年) 3月25日 スバル座、アメリカ映画のロードショー劇場となる 「アメリカ交響楽」 [3]
12月 新宿、現歌舞伎町に映画館第1号、地球座オープン 「石の花」 [33]
1949年(昭和24年) 3月12日 ピカデリー劇場が完全に松竹に返還。 「ロンドン・オリンピック」 [16]
8月5日 有楽座、映画上映開始 「狂恋」 [7][8]
1950年(昭和25年) 東京劇場東劇)が映画館に改装オープン。 「摩天楼」 [6]
1951年(昭和26年) 1月1日 有楽座、映画専門劇場になる 「死せる戀人に捧げる悲歌」 [8]
新宿 オデヲン座開館 [33]
1953年(昭和28年) 9月6日 有楽町のスバル座全焼 [22]
11月 東映直営モデル劇場第1号「渋谷東映劇場」開館 [13][19]
12月26日 有楽座と大阪南町劇場で我が国初のシネマスコープ公開 「聖衣」 [4]
銀座並木座開館 [28]
1954年(昭和29年) グランド オデヲン座開館 [33]
1955年(昭和30年) 1月4日 帝国劇場、シネラマ公開 「これがシネラマだ」 [8][4]
7月13日 スカラ座、開場 「戦略空軍命令」 [8]
11月1日 テアトル東京、開館 「七年目の浮気」 [8]
1956年(昭和31年) 9月14日 築地に松竹会館がオープン。松竹セントラル、開館。 「山」 [4][6]
12月1日 渋谷東急文化会館オープン。パンテオン渋谷東急等4館開館 「放浪の王者(パンテオン)」 [6][20][24]
12月1日 新宿東急文化会館オープン。ミラノ座新宿東急開館 「放浪の王者(ミラノ座)」 [6][18][24]
12月28日 新宿コマ劇場 開館、70mm日本初公開 「オクラホマ!」 [4][8]
1957年(昭和32年) 4月14日 千代田劇場みゆき座開館 [8]
7月 ピカデリー劇場の改築落成。シネステージ・ピカデリーとして開場。 「八十日間世界一周」 [16]
地下に丸の内松竹劇場もオープン 「揚子江死の脱走」 [16]
10月9日 ニュー東宝スキヤバシ映画、開館 「虎の行動」 [8]
1958年(昭和33年) 新宿松竹センター(後の新宿ピカデリー)開場 [34]
1959年(昭和34年) 11月1日 丸の内ピカデリー、70mm初公開 「南太平洋」 [6]
11月22日 有楽座、70mm初公開 「ソロモンとシバの女王」 [6]
1960年(昭和35年) 4月1日 テアトル東京、70mm初公開 「ベンハー」 [6][8]
9月19日 東映本社移転に伴い、丸の内東映東映パラス開場 [4]
1962年(昭和37年) 4月20日 みゆき座、洋画ロードショー劇場に転向 「私生活」 [8]
11月29日 テアトル東京、シネラマ劇場に改装公開 「西部開拓史」 [8]
1964年(昭和39年) 1月31日 帝国劇場閉館、演劇劇場として再開発 「アラビアのロレンス」 [8]
1966年(昭和41年) 4月 有楽町スバル座、有楽町ビル内に再開館 [12]
1967年(昭和42年) 銀座地球座(後の銀座シネパトス)開館 [30]
1968年(昭和43年) 銀座名画座(後の銀座シネパトス)開館 [30]
12月 新宿武蔵野ビル再開発。 [9]
1969年(昭和44年) 10月31日 新宿プラザ劇場、開館。D−150方式劇場。 「ウェスタン」 [17]
1971年(昭和46年) 名画座ミラノ開館 [33]
1972年(昭和47年) 5月5日 ニュー東宝スキヤバシ映画ニュー東宝シネマ,2に改称 「ロミオとジュリエット」、「恋人たちの曲 悲愴」 [8]
12月 東劇、老朽化につき閉館 「殺し」 [6]
1974年(昭和49年) 2月12日 岩波ホール、映画上映開始(エキプ・ド・シネマ スタート) 「大樹の歌」
1975年(昭和50年) 7月4日 東劇ビル落成。東劇開場。 [5][6]
1978年(昭和53年) 6月24日 日劇、「スターウォーズ」上映 「スターウォーズ」 [8]
1981年(昭和56年) 2月15日 日劇閉館 [8]
2月22日 丸の内東宝閉館 「マッドストーン」 [8]
2月 日劇文化閉館 「ツィゴイネルワイゼン」 [6]
10月31日 テアトル東京閉館 「天国の門」 [8]
12月 新宿東急文化会館内にシネマスクエアとうきゅう開館 「ジェラシー」 [26]
1983年(昭和58年) 11月19日 シネ・ヴィヴァン・六本木 開館 「パッション」 [37]
1984年(昭和59年) 10月2日 丸の内松竹閉館 「ストリート・オブ・ファイア」、その後閉館イベント [20]
10月 丸の内ピカデリー閉館(マリオン内に移動) 「フットルース」
10月6日 有楽町マリオン内に日本劇場日劇プラザ日劇東宝開場 「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」「アンナ・パブロワ」「おはん」 [8][6]
10月6日 丸の内ピカデリー1、2開場 「上海バンスキング」「ポリスアカデミー」 [16]
10月27日 千代田劇場日比谷映画に改称 「魔界の大陸」 [8]
11月11日 日比谷映画劇場閉館 「スプラッシュ」、さよならフェスティバル [7]
11月11日 有楽座閉館 「インディー・ジョーンズ 魔宮の伝説」、さよならフェスティバル [7]
1986年(昭和61年) 6月7日 シネマライズ渋谷オープン 「プレンティ」 [35]
1987年(昭和62年) 10月3日 マリオン第2期ビルに丸の内松竹、開館 「パッセンジャー・過ぎ去りし日々」 [21]
10月3日 マリオン第2期ビルに丸の内ルーブル、開館 「イーストウィックの魔女たち」 [21]
10月9日 シャンテシネ1,2開館 「グッドモーニング バビロン!」、「紳士協定」 [36]
1993年(平成5年) 4月24日 日本初のシネコン、ワーナーマイカルシネマズ海老名が開業 [14]
1995年(平成7年) 6月30日 ニュー東宝シネマ閉館 「マスク」 [8]
1998年(平成10年) 1月18日 日比谷スカラ座閉館 「エア・フォース・ワン」 [8]
9月22日 銀座並木座閉館 [28]
1999年(平成11年) 2月11日 松竹セントラル等閉館 「ラッシュアワー」 [23]
2000年(平成12年) 3月11日 日劇プラザでわが国初のDLP方式上映 「トイ・ストーリー2」 [31]
12月16日 スカラ座(その後スカラ座)、スカラ座(その後みゆき座) 開館 「シックス・デイ」、「ウーマン・オン・トップ」 [8]
2002年(平成14年) 4月 テアトルタイムズスクエア開館 [38]
2003年(平成15年) 4月25日 ヴァージン・シネマズ六本木ヒルズ開館 [15]
6月30日 渋谷東急文化会館閉館、パンテオン等4劇場閉館 「マトリックス リローデッド」、ラスト上映は「サウンド・オブ・ミュージック」70mm版 [18][24]
7月 渋谷東急、渋谷クロスタワー内にて営業再開 [18]
2005年(平成17年) 3月31日 みゆき座閉館 「ロイヤル・ウェディング」の後、さよならフェスティバル [8]
4月8日 日比谷映画(旧千代田劇場)閉館 「オペラ座の怪人」 [8]
4月9日 ニュー東宝シネマが改装後、有楽座として開館 「名探偵コナン・水平線上の陰謀」 [8]
2007年(平成19年) 2月9日 新宿バルト9開館 [27]
2008年(平成20年) 7月 シネコン新宿ピカデリー開館 [33]
11月7日 新宿プラザ劇場、閉館 「ウォンテッド」、その後閉館記念イベント [15][17]
12月31日 新宿コマ東宝閉館 [33]
2009年(平成21年) 8月30日 テアトルタイムズスクエア閉館 「セントアンナの奇跡」、並行して閉館イベント [38]
11月30日 グランド オデヲン座、新宿 オデヲン座新宿アカデミー閉館 [33]
2013年(平成25年) 3月31日 銀座シネパトス閉館 「インターミッション」 [30]
5月 渋谷東急閉館 [29]
2014年(平成26年) 8月3日 丸の内ルーブル閉館 「300〜帝国の進撃」、その後閉館イベント [25]
12月26日 シネマスクエアとうきゅう、新宿ミラノ3(旧名画座ミラノ)閉館 [32]
12月30日 新宿ミラノ2(旧新宿東急)閉館 「インターステラー」 [32]
12月31日 新宿ミラノ座(ミラノ1)閉館 「インターステラー」、12月20日より閉館イベント [32]
2015年(平成27年) 2月27日 TOHOシネマズ有楽座(旧ニュー東宝シネマ)閉館 「6才のボクが、大人になるまで」 [15]
4月17日 新宿東宝ビル開業。TOHOシネマズ新宿オープン [15]
2016年(平成28年) 1月7日 渋谷シネマライズ閉館 「黄金のアデーレ 名画の帰還」 [35]
2018年(平成30年) 2月4日 TOHOシネマズ日劇1(旧日本劇場)閉館 「スターウォーズ 最後のジェダイ」1月27日より、さよなら日劇ラストショウ [39]
2月4日 TOHOシネマズ日劇2(旧東宝日劇)閉館 「鎌倉ものがたり」」1月27日より、さよなら日劇ラストショウ [39]
2月4日 TOHOシネマズ日劇3(旧日劇プラザ)閉館 「キングスマン ゴールデン・サークル」」1月27日より、さよなら日劇ラストショウ [39]
3月29日 TOHOシネマズ日比谷オープン。日比谷スカラ座みゆき座を吸収。 [40]
2019年(令和元年) 10月20日 スバル座閉館 「みとりし」。10月5日から10月20日まで、スバル座の輝き〜メモリアル上映〜 [41]
2022年(令和3年) 7月29日 岩波ホール閉館 「歩いて見た世界 ブルース・チャトウィンの足跡」 [42]
初稿2014/8/6
内容追加2014/9/11
内容追加2014/11/12
内容追加2015/1/1
内容追加2015/4/21
内容追加2017/2/25
内容追加2018/4/18
内容追加2024/1/29
修正2024/2/3