パソコン上で映画鑑賞の記録をするためのプログラムです。
若いころは大学ノートに書いていたのですが、仕事が忙しくなると共に、いちいちノートを引っ張り出して手書きで書くのが面倒になってきて止めてしまいました。
その後、日付と題名だけをパソコン上で記録していたのですが、やはり記憶は薄れるもので、それだけでは記録として不足を感じるようになりました。それで作ったプログラムです。
ということで、全く個人使用のために作ったもので、当初は公開するなどという事は考えてもいませんでした。ところがその後、こうしたほうが便利だという事でいろいろ機能を追加していくとともに、手前味噌ですが、大変便利で使いやすいものができたと思うようになりました。それでたとえ一人でも自分以外に愛用してもらえる人が出ると嬉しいという事で公開することにしました。
なお本プログラムのダウンロードや使用、tcl/tkの導入に伴うトラブルや損害については一切責任を負いません。
プログラムと言っていますが、実はこれ自体はプログラムではなくtcl/tkというプログラムへの命令を書き連ねたものです。ご覧になればわかる通りただのテキストファイルです。ですからまずPC上にtcl/tkをインストールすることが必要です。ここまでで話が分かる人は2.ダウンロードに進んでください。
tcl/tk(ティクルティーケーと読みます)はオープンソース(ソースが公開されていて自由に利用、変更、頒布ができる)のプログラムです。Windows用のバイナリーも幾つかのサイトから無償で手に入ります。私はActiveState社のActiveTclを使用しています。ただし無償のActiveTclは個人用でしか使えないので注意が必要です。ビジネスで使用するためには有料の契約が必要です。また、最近ダウンロードにはメールアドレスの登録が必要となったようです。
メールアドレスを登録すると時々英語のメールが送られてきます。英語がダメという人は嫌かも分かりませんが、ほとんど技術情報です
ActiveTclのインストールは別に難しいことはありません。ダウンロードしたプログラムを実行すればよいだけですが、自信がない場合は誰か周りにアプリケーションのインストールに慣れている人がいれば頼んでも良いと思います。"ActiveTcl インストール"で検索すれば解説記事があるかも分かりません
Windows用の他のtcl/tkでも問題ないと思います。さらに私の経験ではtcl/tkは大変ポータビリティの良い言語ですので、Windows以外の環境でも、ファイルシステムさえ矛盾がなければ、おそらくは大丈夫かと思います。
ダウンロードしたファイルを、適当なフォルダを作ってそこにおいてください。
一個のファイルにしたかったので非常識に長いです。
自分で改変するのに、これではたまらないという人は、tclはsource文で簡単に分割できますのでご自由にどうぞ。
ダウンロードしたファイルをダブルクリックすると走ります。走らせると
初期値ファイル "mnote.init"がありません.
現在のディレクトリの下にデータをセーブし "mnote.init"を作成しますか?
と訊いてきますので”はい”を選択してください。
これで使用できます。
使用法は特に説明しません。大丈夫だと思います。ダウンロードが何件かあるようであればマニュアルを作ります。注意事項のみ次にまとめます。
なお最近のパソコンの能力に頼った手抜きの作り方をしています。タブレットや、能力が低いノートパソコンではさくさく動かない可能性があります。
使用方法についての質問や不具合の連絡は以下にお願いします。
改良、変更の要望には対応しません。コードの変更はともかくテストが大変です。ただしご要望をお寄せいただければ、多くのご要望があった点については変更の方法のマニュアルを公開する場合があります。
初稿 | 2020/3/18 |