テーピングについて |
当院では、患者様のケガに対して、様々な固定方をおこないますが、その中でテーピングを多く利用します。テーピングの目的は、以下のとおりです。 |
@ けがの予防 A応急処置 B再発予防 Cパフォーマンスの向上 |
大きくテーピングの目的は、4つに分けられますが、さらに1つ加えることは、安心してプレーができるという精神的効果も上げられます。 |
テーピングは専用のテープで、関節や筋肉を正常な動きをコントロール、また制限を加え、おもにケガで痛めた靱帯・腱・筋肉を補強したり、安定・固定をし早期に競技復帰させるテクニックであります。 テーピングの目的は「けがの予防」「応急処置」「再発予防」「パフォーマンスの向上」の4つに分けられますが、日本ではこの中でも「再発予防」を目的として使われるケースが多いです。 |
また「パフォーマンスの向上」は、キネシオテーピング・箱根駅伝で広まったスパイラルテーピング・チタンテーピングなどは、日本で生まれ海外のスポーツ・医療現場に広まったテーピングでもあります。 |
テーピングの5つの効果 | |
@ 関節可動域の制限 |
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関節が、通常動く範囲を超えておこる脱臼・捻挫などのケガを予防する。 | |
A 靱帯や腱の補強 |
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スポーツにより特定の関節・筋肉を痛めやすい場所を、事前に補強しケガを予防する。 | |
B 患部の圧迫・固定 | |
RICE」処置の上で、患部に適度な圧迫を与え、腫れや炎症をコントロールする。 | |
C 患部の保護 |
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選手同士が衝突するコンタクトスポーツ等で発生する打撲等に対して、痛めた部位にテーピング をして 競技技復帰後の患部を保護する役割 |
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D 精神的な安心感 | |
テーピングをする事で、患部の保護・パフォーマンスの向上が、選手にとってプレー中の安心感になります。 |
現在テーピングは、トップアスリートから小学生、ママさんバレーまで様々なスポーツで利用されています。これはテーピングが大変効果があり、選手から信頼を得ている証拠ですが、しかし忘れてはいけないことは、すべての痛みをテーピングが治すのではありません。根本的にケガを治すには、かならず医療機関・整骨院への診察受ける事が望ましいですし、たとえ小さなケガ・痛みでも、時間の経過で大きな傷害につながるケースもあります。 |
「ファーストエイド」と言う言葉がありますが、24時間〜48時間以内に治療を施すことにより、ケガ・痛みを最小限に抑える事も可能です。慢性痛の場合でも、定期的に医療機関の診察が望ましいです。ぜひ心得てください。 |
テーピングに必要な材料 | ||||
テーピングにも様々な種類の物があり、またそれに必要な材料が必要です。 | ||||
ホワイトテープ | 伸縮テープ | アンダーテープ | ||
患部の固定に使います。 | 柔軟性のある固定テープです。 | 肌を保護するテープです。 | ||
キネシオテープ | スパイラルテープ | チタンテープ | ||
コンディション・ケガで使います。 | 箱根駅伝で利用されたテープです。 | 疼痛予防に使います。 | ||
伸縮包帯 | 粘着包帯 | 圧迫シート | ||
患部圧迫に使います。 | ||||
粘着スプレー | リムバーススプレー | ワセリン | ||
補強に使います。 | テープを取り除くスプレーです。 | 摩擦予防に使います。 |