1994年の兵庫県で開催されたあるトライアスロン大会ですが、写真に写っているのは私です。この大会の完走者のリストに、私の名前はありません。バイクのトラブルでリタイアをしました。
スポーツをする以上、最高のコンディションで行われるに越したことがありません、しかしどんなに体調が良くてもレース当日にはその時になってみないと分かりません。
シーズンに入りますとかならず聞く話ですが、ケガや体調がすぐれず、途中リタイアをした、もしくはレース出場を見送ったなどのお話しを聞きますが、私はリタイアと言う行為は、ゴールする事以上に勇気ある行動であり、トライアスロンの第一人者ディブ・スコットも、その言葉を提唱しています。
みなさんもレースに向けてトレーニングを長い時間を掛けておこない、出場費も納め、遠征でしたら交通費・宿も手配しているでしょう。しかしその時体調を崩してしまう事・・・今までがんばってきた分、出場を諦めることは辛いことだと思います。その気持ちは本当に分かります。
しかし、体調を崩し無理に出場してさらに体調を崩してしまうなら、それは元もこうもありません。
体調が悪い・ひどいケガをしているなら、無理をせず勇気を持ってレース出場を休みましょう!!そして次への大会に向けて調整をしてゆくことも大事です。
またレース前の飲酒も控えて・睡眠不足にも気をつけて、また脱水症状予防を行い、バイクを調整し一人一人が最高のコンディションで、望んでもらいたいです。
左の写真は、その時のゼッケンです。レース中にタイムアウトになりマーシャルの方に外されましたが、選手の方にはこのような事を経験されないよう、
日頃から体調には気をつけられ、トライアスロンライフを楽しんでください!!
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