マーシャルの任務
影で支えるアスリ−トたち
トライアスロン大会において、欠かすことが出来ないのが、大会を運営してくれるボランティアの方々で、特に地元岡山県児島で開催される「ファッションタウン児島トライアスロン大会」は、ボランティアの数が3000人と、全国でも有名になっています。

さて、その運営の中で重要な働きをされるのがマーシャルー審判員です。
トライアスロンには、現在JTU日本トライアスロン連合公認審判員の資格があり、各大会等で公正なレース・ジャッジを下すこと・ルールについて指導等を、行っていますが大きく3種・2種・2種上級・1種に分けられ、3種がオレンジのベスト2種がグリーンのベスト、1種が白のベストを着用し又、女性はピンクのベストを着ています。

大会自信はこのJTUルールと、ローカルルール(各大会が定めた独自のルール)で開催されることが、ほとんどでJTUからもルールブックが出ています。初心者の方には特に知ってもらいたいルールだけを列記しますので、参考にして下さい。

1)自転車について
大会ごとに車検があり、出場者がヘルメットをかぶって受ける義務があります。この際、自転車は変速機・ブレーキ・各固定部分の緩み・タイヤの劣化などをチェツクし、規定に反する場合、再整備を言われ車検が通りません。安全で事故のないレースを行う為にも、事前に自転車屋さんで整備してもらって下さい。


2)ドラフティングについて
ドラフティング(前の選手を利用した風よけ)は、
原則として禁止されている大会は多いです。この場合、2つのドラフティングに規定があります。

A)ドラフトゾーン  前の選手のバイクの後輪の最後尾を起点に、後方5M・横幅2M(両サイ1M)と規定し、前方のドラフトゾ−ンに入らないように、距離を開ける
(見つかるとペナルティ−が加算されます)
(B)車両ドラフトゾ−ン 車両後部を起点に35M・横5Mの範囲とする。
(見つかるとペナルティ−が加算されます)




追い越しは原則
15秒以内で、相手の右側から抜きます。



3)キープレフト :原則として走行はキープレフト(左側走行)を、原則とします。

)トランジェッション・エリア(スイム・バイク・ランの中継点)に、ついて
トランジッションエリア内での、バイク走行は原則として禁止されており、ランナーは必
バイクのスタート時は、乗車ラインまでヘルメットを装着して押して行き、前輪の先端がラインを超えてから乗車する。

また、バイクフィニッシュ時は
ライン手前5Mから降車し、ライン上までに完全に降車します。



5)総合フィニッシュ(ゴール)の際は、原則サングラスは外す事を奨励します。
 本人の確認のためですが、大会によったら外すことを義務としている事があります。



以上簡単にまとめましたが、これらのルールを知っておくだけでも、レースの際は変わります。また、タイムが向上し、ベテランになればなるほど熟知は必須です。1度機会がありましたら、勉強してみてください。