レース出場のための、トレーニング
Go the way!! start-rain
初心者の出場には「6ヶ月のトレーニング」が、良く言われますが、6ヶ月のトレーニングを計画的に行うと、トライアスロン出場は夢ではありません。しかし3種目のトレーニングは確かに大変ですが、ライフスタイルに取り込むことでそれはけして難しい事ではありません。ここでは、初出場を目指す方への簡単なアドバイスを、します。

(1)まずはライフスタイルに取り組む
3種目をトレーニングするだけでもそれは大きく時間を取られてしまい、また、スキル習得に時間も大きいです。無理にトレーニングをする事によって睡眠時間が削られ、また仕事・学業に支障が出ましたら、トライアスロンを長く楽しむ事は出来ません。無理なくトレーニングをこなすには、トレーニングをライフスタイルに溶け込ます事と、1日1種目を目安にしたら良いと思います。

(A)スイムトレーニングは、
スイムは、スポーツクラブでのトレーニングが望ましいです。
まず1人でトレーニングすると仮定して、スイムはラン以上に正しいフォームが必要で、実際にはフォーム習得が難しくまず、その為にも正しいフォームでの指導を受けるのが、今後の上でも重要と思います。最近サラリーマンなどを対象に早朝・深夜に利用できる施設もあり、通勤前・後にトレーニングがしやすくなっています。

私の場合、診療所の関係で練習は月4〜5日で、時間もスポーツクラブの関係上1時間〜1時間半でスピード・スキル練習のほか、気分次第で1500〜3000Mなどを連続して泳ぐ事もありますが、プロの練習や、患者さんの練習法で参考になる事も取り入れています。

(B)通勤ラン・バイク
1日1種目と言いましたが、通勤でこのようなトレーニングを取れる事により、効果的な練習が出来ると思います。バイクの場合ロードレーサーより機能的なマウンテンバイクが便利ではないかと思いますが、(練習ではフロントサスペンション、もしくはフロントフォークのバイクを勧めます)ランも、家から会社・学校まで遠かったら近くの駅まで電車で行き、途中からランニングをする方法もあります。

また、通勤ラン・バイクの際、かならず着替えは会社・学校に置いておく事と、会社についても居眠りをしない程度の練習にしていて下さい。また、ローラー・エアロバイクを利用し自宅でのトレーニングもあります。

それと、相談できるトライアスロンショップ・自転車屋さんを見つける事です。そこで仲間を作ることが長くレースを楽しめるコツです。日曜日などに合同練習などを行っているとこもあります。

(C)日曜日や休日は、バイク・ランのロングライドを
日曜日を利用してトレ−ニングをするのなら、効果的な事を望みます。
私の場合、シ−ズン中は朝5時ぐらいから2時間半〜3時、バイクを走りますが、その日の気分と、次に出場する大会に合わせて平坦なコ−スでのスピ−ド練習や、山岳を入れたコ−スなど、2時間を見ていたら50K弱は走れます。 

ランも同様でコ−スをなん通りかを作り、練習を入れても良いと思います。また「ミニデュアスロン」などの、ラン・バイク・ランを距離を短くして練習に入れることもお勧めです。トランジェションの練習にもなります。

D)アップ・ク−ルダウン・ストレッチを、忘れないこと!!
練習前は、かならずアップと練習後はゆっくりとク−ルダウンは、必要です。
私の場合、ランの前には10分前後のジョグ・スイムの前・後には150〜200Mのゆっくりとした泳ぎを入れています。これだけでも次の日の疲労度が違います。また、家に帰られたあとはストレッチ等も入念に行なってください。(マフェトン理論実践者の方で質問がありましたら、メ−ルして下さい。)

それとかならず気をつけるのは、やはり事故です。歩行者・車には注意してくださいね。
あと、トレーニング前後のストレッチ・ケアもお忘れなく・・・。