いわゆる打ち身のことですが、どなたでも経験があると思います。
一般的に打撲をしますと皮下組織を傷つけ出血するため、皮下に青黒く出血斑が出現し、腫れてきます。一般的に軽度の打撲であれば、湿布を
貼って包帯をされる方が多くおられますが、関節周囲の打撲や出血・腫脹の強い打撲では医療機関への受診を勧めます。
特に関節周囲の打撲では、関節運動のたびに傷ついた組織が動き、同じ程度の関節周囲以外の打撲と比較して、通常より多くの内出血や腫れが起こります。
また、その出血した血液が線維化し、関節組織が部分的に癒着したり、しこり状の瘢痕組織が関節機能を運動を制限することにより、関節拘縮(関節の運動範囲が狭くなる。関節が動かなくなる。)を生じます。
関節拘縮を起こすと、場合によっては後遺症として手術適応になるケースがあります。
打撲でも整骨院もしくは医療機関に受診を受けてください。
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