外反母趾・扁平足について


  扁平足と外反母趾の関係について   


今まで外反母趾は靴の小さすぎで生じるとされていましたが、どうやらそれだけが原因では無さそうです。
大きめの靴を履いていても、扁平足の人は外反母趾になり易いみたいです。
扁平足(最近はコンニャク足とか言うそうですが!)は足の縦アーチが正常でない、いわゆる「土踏まず」が完成してない状態です。この場合、長時間の立位や歩行で体重の分散がうまくいかず足の親指の根本それも中側に力が集中するために外反母趾になると言われています。


また扁平足ではないけれども外反母趾になり易いのが、足の横アーチの異常です。
長時間の走行等で、アーチが緩くなっているか無くなっている場合(足の人差し指の付け根あたりを中心に地面から浮いているのが正常です)やはり体重移動が負担になって外反母趾になり易い様です。

どちらも足底板の使用やテーピングで症状が改善したりアーチの再形成が可能な場合が多いのですが、変形してしまってからでは、どうしようも無くなりますので皆さん早めにチェックしましょう!
必ず・・・とは言いませんが、殆どの方が正常近くまでアーチを回復されます。

元々、何故扁平足になったかと言いますと、歩き方が足らない人!つまり過保護に育った方や,勉強一筋(含むコンピューターゲーム一筋!)で、外出する機会がなかったり運動不足なども有るでしょう。

先天的に心臓が弱い方や生まれつき歩くのが遅い方は仕方がないとしても、それ以外の方は早めにアプローチをすれば、かなりの確率で良くなる方が多いですね。
最近はテーピングで補正しているだけでも、良くなる場合が有ることが報告されています。