骨折について |
骨折の症状 |
一般的な骨折の症状に限局性圧痛というものがあります。限局性圧痛とは、指で痛めた箇所を押すと骨折部位に限局して圧迫痛を触知するもので、例えば転んで手を突いた後に手首のあたりが痛くなったら手首の骨を押してみてください。その時に骨の上だけ強い痛みを感じたら骨折または不全骨折(ひび)の可能性が高いといえます。 |
骨折の修復 |
骨折を起こすとその骨折面より出血が起こり、また同時に骨芽細胞という細胞が出現します。この骨芽細胞は後に骨を構築する骨細胞の基になりますが骨折周囲に出血した血液は徐々に固まり繊維化していきます。この繊維化している部分に骨芽細胞が定着し仮骨(かこつ)を形成していきます。仮骨とは骨折部を正常な骨で再生するまでの仮補修みたいなものです。 |
骨折の応急処置 |
骨折を起こしたまたは起こした疑いのある場合は、患部を布やひも、三角巾、タオル、包帯などで固定をしてください。 |