◆PSM3デバッガについて

◆コンパイルの仕方

 まずは、C#のコンパイラを準備する必要があります。
 
  http://ufcpp.net/study/csharp/ab_devenv.html

 とかを参照して、環境を整えてください。

 C#のコンパイラをインストールできたら、
 ~TOOL\ICE\Psm3Debugger\src
 にある
  make.bat
 の1行めを適当に修正して、C#のコンパイラ(csc)へのパスを通して、このバッチを実行すると、
  psm3debugger.exe
 というファイルができると思います。

◆使い方
 ここからは、デモプログラムを実行させる事を前提に使い方を簡単に説明します。
 Spartan3EスターターキットのROMは書き込み済みとします。

 1.PCとSpartan3Eスターターキット(以降は単にボードと表記します)をシリアルケーブルで接続してください。
   ケーブルは、ストレート・クロスどちらでもOKです。
   クロスなら、ボードのスライドSWのSW1をLEDが付いてる側へ、
   ストレートなら、SW1をLEDとは反対側に設定しておいて下さい。
   シリアルポートは、230.4Kbps以上出せる事が必要です。
   筆者のPCにはシリアルポートが付いてないので市販のUSB⇔シリアル変換でつないでいます。

     

 2.~DEMO\srcの下にある、Default.cfgを編集して、お使いのシリアルポートNoに合わせます。

 3.psm3debugger.exeを実行します。

 4.ファイル読込みの窓が開きますので、上記のDefault.cfgを指定します。

 5.こんな画面が立ちあがるはずです。
     
 
 6.左上の「FILE」メニューから、「接続」を実行します。
  「接続失敗」というフォームが表示されなければ、正常に接続されています。
  もし、うまくいかない場合は、ボードの電源やシリアルケーブルの接続、シリアルポートNoなどを見直して下さい。

 7.左上の「FILE」メニューから、「プログラム読み込み」を実行します。
   ファイル読込みの窓が開きますので、.~DEMO\srcの下にある、Demo.lstを指定してください。

 8.次に、「FILE」メニューから、「MAPファイル読み込み」を実行します。
   ファイル読込みの窓が開きますので、.~DEMO\srcの下にある、Demo.mapを指定してください。

 9.RUNボタンを押してください。
   LEDがカウントアップしたら、正常に動作しています。
   もし、モニタを接続していたら、↓のような画面が出るはずです。
     

 
10.下図を参考にしながら、適当に遊んでみてください。
  CPIとかを測れる機能を付けているので、デモのソースを修正してキャッシュをOFFしてみたりとかすると
  面白いです。ちょっと感動するぐらい性能がおちます。
  


11.まだまだバグが沢山のこってる感じですが、ご容赦を
   この、初心者が入門書を読みながら作りました的な、たどたどしいUIも、ひとつの味として、なまあたたかーく見守って下さい。