眞田軍記/井上靖 1958年 評価:3 戦国時代の人物を主人公にした8編の短編集。このうち4編が眞田軍記とされている。 最近「真田太平記」を読んだので、眞田ものはほとんど筋を知っているので特に物語的にも文章的にも秀でたものは感じなかったし、他の作品も良くある戦国時代ものの短編の域を出ないように感じた。 まぁ、短編だからというところもあるだろうから、この巨匠の他の作品も読んでみないといけないだろう。