「アフター・アワーズ/ザ・ウィークエンド」 2020年 評価3


 ザ・ウィークエンドの4枚目のアルバムで前作同様全米1位を獲得。

 私は基本、生声にエフェクトをかけるのが大嫌いだ。それなら、当人が歌う必要は全くなく、適当に聴衆の気に入る声質を作ればいいだけになる。大半の曲が多少の違いはあれ、エフェクトを使っているとともに、非常に透明感のある優しい声質をしているのだが、それが返ってエモーションを感じない原因にもなっていて、ボーカルに全く魅力を感じない。

 曲的には、前作の批評に書いたように良くも悪くもなく、別にわざわざこの人の曲を聴く意味は見いだせない。