「ベスト・オブ・スティング 1984〜1994/スティング」 94年  評価4


 スティング初のベストアルバムで、対象となるアルバムはソロになってからの4枚。私にとっては好きな時期(というか、これ以降は聴かない)のベストになるのだが、私が特に好きなのは初めの2作で、これから4曲ずつ選ばれている。この2作は特にジャズとの融合というアプローチをしていて、特に1作目はロック色が強く、私はまだ力強さが残っていたこの頃が好きで、そのあとなんとなく脱力したというか、芸術的過ぎて、元々口ずさめる曲が好きな私にとって、音楽として魅力が薄くなってしまった。